灯火の星 外伝 夢小説

戦闘です ページ43

荒野を歩いている中、横から"3つの気配"を感じて私はＰＫサイコカウンターを試みる。すると私に向かって葉が飛んできていた。人並外れた私の動体視力はその葉の正体がはっぱカッターである事をしっかりと捉えていて、その葉が私に接近して触れそうになった時。

透明な紫がかったシールドがはっぱカッターから私の身を守り、攻撃の威力を増幅させて倍の速度で跳ね返した。

ものすごい威力で飛んでいくはっぱカッターは土煙を起こしながら、一瞬で技を使用したモンスターの元に返っていく。するといきなり場所はポケモンスタジアムの戦場化した場所に変わる。

「今だ、ゼニガメ！！」

別方向からポケモントレーナーこと、レッドさんの声が聞こえてきて、足元に投げられたモンスターボールが飛んできた。

あの独特な音と共にゼニガメが出てきて、素早い動きで攻撃を繰り出してくる。ゲームとは違ってやっぱり好きなポケモンをトレーナーが投げられるから、本来のスマブラだとリザードンが投げられる筈なのにゼニガメが来た。

正直トレーナーをSMASHして退場させたい。

まぁ、確かに動きが早いゼニガメを最初に出すのは合ってるな、だけどこれでも私は一応パワー型なファイター。私はガードをして攻撃を防ぐとゼニガメを思いっきり愛剣のビームソードで吹っ飛ばす。

「ゼニッ！？」

私人間には出せない速度でゼニガメの元へ走ると、追撃をして地平線の彼方へ吹っ飛ばそうとする。

「チャンスだリザードン、フシギソウ！！」

その時私にフシギソウがつるのムチで拘束し、リザードンがフレアドライブで連携してフィギュアへと変化させようとしていた。





「……勝った、って思ったでしょ。残念だけど全部バレバレ、相手が悪かったね」

私はつるを掴むと、思いっきりフシギソウをリザードンの方へ引っ張って投げる。

「グォンッ？！」
「フシッ！？」

スマブラの世界だからタイプとかの相性は通用するのかはよく分からないけど、原作だったらかなり痛いダメージになっただろう。フシギソウは遠くへ吹っ飛んでいき、怯んだリザードンは全力スマッシュして同じように吹っ飛ぶ。

ゼニガメは味方の仇討ちとばかりに私に突っ込み、私に攻撃をしようとするけれど、忘れてもらっては困る。

「ＰＫサンダー」

私は上司の十八番であるＰＳＩを試みると、2つのイカヅチが轟かせながらゼニガメに直撃し、戦闘をしている途中で感じた気配に向かってもうひとつのイカヅチが落ちた。


「っ！！」

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