灯火の星 外伝 夢小説

また２人きりです ページ37

「またMOTHERのヴィランチームに戻っちゃいましたね」

『……。』

より多くのスピリットを解放して、キーラの勢力を減らす。そして本来灯火の星には出てこないハズのボスを倒して、無事世界を救う。旅をする内に目的も出てきた、けれどやっぱり二手に分かれた方が効率がいい。安全さはその分低くなるけど、それ以上に私の弱点が露出されている事が多くなってきたから。

それは、私は五感と気配に鋭いから誰が何処にいるかが逆に分からなくなる事がある。あと気配は分かるけど、それが誰の気配なのか、分からないって事かな。だから後ろに居るのが味方だと思ってたら、敵だったり。

つまり、勘違いする事が多い。

だからこの前ピチューの偽物に隙を狙われた。しきかんどのの指示でそうする事にした。けれど、なんだろう。

ものすごく……しきかんどのの機嫌がいい。そう思っていたらしきかんどのの機嫌がまた悪くなる。

『……僕と２人で居るのは不満だとでも言いたいのか？』

「いえ、そういう訳では」

私はそう答えて歩いていると背後から敵意を感じ、最もその意識のようなものが感じるものから避けると、モナドが横に上からから振り落とされた。

ビームソードで薙ぎ払うようにして切ると奇襲(バックスラッシュ)をしようとするシュルクの偽物を吹っ飛ばす。背後で「ﾏｽﾞｲﾈｯ」ていう声が聞こえたけど、あれってアドベンチャーモードとかだと聞けないんじゃなかったっけ？ まぁ、とりあえず気配消えたし倒したんだろう。

だけど、いつも敵を倒した後に私は自然と思ってしまう事がある。

「(やっぱり変わったな、私)」

私は超能力者だからか、相手の敵意とか殺意が攻撃に乗って感じたりする。戦いはいかに相手の動きを読んで自分の技を相手に通し、最後まで地面の上に立ち生き残るか。ボクシングは気絶したり１０秒カウントされたり、審判や医者の判定で決着が着いたりして負けになったりするけど、戦いは生きるか死ぬか。スマブラの世界は全年齢対象だから、死ぬ事は無いけれども。

ＭＯＴＨＥＲ３の世界に来る前は、そんな恐ろしい状況からは縁遠いオタクだった。だけど、私は自分の意思でブタマスク軍に入った。

……いきなりだけど、ここで問題です。

ブタマスク軍に入って体を改造されたあと、私が１番最初に受けた命令は何でしょう？

ヒントは私の隣で不機嫌な上司です。

……原作を知ってる人は分かるかもね、たぶん。分からない人はちょっと答えが出ないかも。

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