灯火の星 外伝 夢小説

メントスです ページ12

「ここは……！」

『メメントス！？ 嘘だろ、この世界はなんでもありかよ……』

ただいま、ペルソナ５の世界を表現していると思われるステージ(世界)に来ています！

私が見ても、これ完全に渋谷のメメントスと完全に一致してるし。

……それにしても、本当に暗いなここ。

原作も暗かったけど、そこまで再現済みなんて。

『……どうやら、ジョーカー達が元いた世界と似た場所のようだな』

「そうですね」

知ってはいるけれど、まさか……進んでたらここに着くとはね…。

『気をつけろよジョーカー、ここじゃアルセーヌしか使えないからな。ワガハイはパチンコも、ゾロも出せねぇし………できるとしたら車になれる事しか━━。』

『どうやって車になるんだ？』

すると疑問に思ったしきかんどのは、モルガナに素早く質問する。

『食いつき早いなオイ。……でもそれぐらい見たいなら仕方ねぇな！ じゃあ、ワガハイの華麗なる変身に度肝抜かれるなよ？』

『速くやれ』

………そんな事を言う暇があったらやれという、軍で散々言われてきたのをなんだか思い出した。

あー、懐かしい。

『落ち着けって！ よし、じゃあいくぞ？ ………久々の、変・身！』

そう言って私達から少し離れた所で、ぴょんっとジャンプをすると……。

ﾄﾞｽﾝｯ

ﾆｬｰﾝ

◇モルガナはバスにへんしんした。

「おー！」

やっぱり生は凄い、もう完全に車。

『どーだ、このワガハイの車姿を！』

『………本当にクルマだな』

『反応薄っ！？ なんだよ、それだけかよ！！』

まぁ、しきかんどのクオリティだから仕方ない。

『とにかく！ まずはレディーファースト。Aから乗っていいぜ』

おお………人生で初めてネコ的な人に女の子扱いされた。

「ありがとうモルガナ」

『怪盗は常に、紳士の心を持ってないとな！』

私はモナカーに乗るとその後でジョーカーは運転席側、しきかんどのが私の隣に座る。

『………で、後ろでヨダレ垂らしてる赤いのはどうすんだ？』

「えっ？！ あ、きゅーちゃんこっち！ 中入って！」

『「きゅーちゃん……」』

たった今思い浮かんだあだ名。だってきゅうきょくキマイラって、聞いてて長いし。

するときゅーちゃんは魂みたいな姿になって、私の体に入ってった。

『シートベルト、ちゃんと付けろよ？』

「別に付けなくてもいいけど、普通の運転は約束できないから気をつけて」

『……は？』

とても珍しくしきかんどのが驚き、モナカーが走り出した。

水性からです→←会いづらいです

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