は い 、 あ ー ん ページ13
貴女side
あのまま私と大倉くんの駅に着くまで2人は盛り上がりっぱなしだった。
なんだ、私じゃなくても笑って話せる女の子いるじゃん。
なんて、思ってしまった。
ばかみたいなんだけど。
大「なぁAちゃん、もしかして今日元気ないん？」
「別にそういうわけじゃ...」
大「んならええんやけど〜
ちょっと付きおうてほしい場所があんねん」
そう言って私の答えも聞かずに駅前をすたすた歩いていく大倉くん。
相変わらずマイペースというか。
とりあえずついて行くしかないんだろう。
「で、行きたかったのってここ...？」
大「せやねん！」
そうきらっきらお目目を光らせながらついた先は。
「ただのファミレスじゃないっすか...」
大「やってお腹すいてんねもーん、
ここ安いし美味いんやで、ほないこか」
なんとなーく、なんとなーくなんだけど
夕飯前にがっつり食べる気満々に見えるのは気のせいかな？
大「え、Aちゃんなんも食べへんの？」
「夕飯前だよ？ドリンクバーで十分でしょ」
予想的中。
大倉くんはカレーライスとまさかのカツ丼をご注文。
胃袋どうなってんの。
聞けばカツ丼はおかずなんだとか。
ますますわからん。
大「いっただっきまーす」
そして届いた2つの炭水化物をこれまた美味しそうに食べる大倉くん。
あぁ、こりゃあモテるだろうなぁなんてジュースをストローで吸いながら考える。
大「なぁ、やっぱAちゃんも食わへん？
美味しいで〜」
「大倉くんみたいに胃袋ブラックホールじゃないから無理だよ」
大「あーもうごちゃごちゃ言うとらんではい。」
そういいカレーライスをスプーンにのせそのスプーンを私に向けてくる大倉くん、
大「やっぱAちゃん今日元気ないやろ、
こういう時は食べるのが1番やで」
あぁ、なんとなくテンション低いのはやっぱり気づかれてたらしい。
「わ、わかったわかった、食べるから...！」
そういいスプーンを受け取ろうとするとひょいとかわされた。
「え、ちょ」
戸惑っていると半開きの口に入れられたどろっとした物体。
大「んふ、美味し？」
「は...？」
世に言う、あーんをされた私は完全に思考回路が停止。
((めっさマヌケ顔、かわえ))
((今のなにどゆこと、え？))
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グリーン - ずっと待ってます。 (2019年7月8日 18時) (
レス) id: 387ceeb55f (このIDを非表示/違反報告)
しゅがまる。(プロフ) - ラギさん» ラギさんありがとうございます！何ヶ月も放置してしまい申し訳ございません。これからまた頑張りたいと思うので良ければお付き合い下さい！ (2018年11月5日 20時) (レス) id: ff3f44ed3e (このIDを非表示/違反報告)
ラギ - 更新楽しみにしてます！頑張ってください♪ (2018年8月10日 10時) (レス) id: c27b40bf95 (このIDを非表示/違反報告)
しゅがまる。(プロフ) - ラギさん» ラギさん初めまして！ありがとうございます、、めちゃめちゃ嬉しいです！まだ拙い文章ですがこれからもよろしくお願いします。コメントありがとうございました！ (2018年7月8日 19時) (レス) id: ff3f44ed3e (このIDを非表示/違反報告)
ラギ - はじめまして！すっごく面白いです！一人でニヤニヤしながら読んでます！更新楽しみにしてます♪ (2018年7月8日 14時) (レス) id: c27b40bf95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しお。 | 作成日時：2018年7月5日 0時
