第13話 心を開く ページ14
三日月「ところで、先程より俺のことを三日月と呼ぶようになったな。」
「…あ、…ごめん、嫌だった…?」
三日月「いや、気にするでない。」
のほほん、とした雰囲気からは先ほどの真剣さは微塵も感じ取れないがやはり長く生きているだけあって、頼れる…存在だ。
俺は、三日月になら、全てを話しても、いいと思える。
「…三日月なら、三日月は…一緒にいると安心する…から…
お、お父さん?みたいな…」
三日月「あなや…
俺は爺なのだがなぁ…まぁ、それもまたよきかな」
「ありがと…う。
あの、えっと…心を開くって、こういうこと?」
三日月「そうかもしれぬなぁ…
何、困った時はこの爺を頼ってくれよ?」
「肝に、銘じておきます」
ねぇ、榊さん。
俺はもう1度、刀として…いや、刀剣男士として。
ジンセイ をやり直してみるよ。
三日月「良い顔をしておる。
キリッ、と…というのか?
何かが吹っ切れたのか?」
「…もう1度、ジンセイをやり直してみるよ、三日月。
俺は、決めたよ
過去はもう、見ないよ
真っ直ぐ生きていく!」
三日月「その意思、この三日月宗近が尊重しよう。」
三日月「…何があっても、いいように。
三日月の加護が、あらんことを。」
そう言って三日月と俺は手を組んだ
俺の瞳にも、うっすらと三日月が浮かんでいた。
付喪神の、三日月の、加護の証…。
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作者です - すみません、スマホが壊れてしまいました!ログインIDを忘れてしまい、ログイン出来ないという失態を引き起こしました……ログインでき次第更新させていただきます(汗) (2017年3月30日 17時) (レス) id: d72575c92e (このIDを非表示/違反報告)
廻弧(プロフ) - あくあっちさん» ありがとうございます!三日月さん、来てくれるといいですねぇ‥ コメント、励みになります(^○^) (2017年3月30日 8時) (レス) id: d72575c92e (このIDを非表示/違反報告)
あくあっち - 大丈夫ですよ!見てる人をこんなにあったかくさせる作品をそれに自分をこんなに良く書いてくれてるんですから三日月様すぐにとはいいませんが作者様の元に絶対来てくださいますよ!! (2017年3月30日 5時) (レス) id: 7d34c96ce7 (このIDを非表示/違反報告)
あくあっち - とっても良き作品です(*´▽`*)三日月様って本当に凄いお方ですね空に浮かぶお月様と同じで優しい光ででも凛として強い……こんなお父さんいいですね〜 (2017年3月30日 5時) (レス) id: 7d34c96ce7 (このIDを非表示/違反報告)
廻弧(プロフ) - 時雨さん» 面白いと言ってもらえて何よりです!励みになります。題名からみてお気に入りにしてくれたのですか!?ありがとうございます^^!! (2017年3月27日 20時) (レス) id: d72575c92e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:廻弧 | 作成日時:2017年3月25日 17時