・計画・ ページ8
___…
太宰が、来てから約1週間_
E組は兎に角平和だった。プリン爆破して、ケイドロしたりした。まぁ、センセイの泥棒疑惑をありと…。もちろん、マフィアは平和もクソもないけど。その平和ももうすぐ崩れるだろうけど。この1週間、センセイを殺すための計画を一学期から集めていた情報を朔月さんと共に纏めあげた。必ず殺す。
殺「_Aさん!Aさん!」
「なに」
殺「聞いてましたか?」
「何を?」
殺「イトナ君の事です!!」
E組は今は問題児転校生イトナについて何かを話し合ってたみたいだけど、何も聞いてなかった
「聞いてない。こっちは仕事で忙しいからね」
殺「E組に居る時はこちらの話し合いにしっかり参加してください!!」
「ふーん、じゃ私と中也、帰るわ」
殺「Aさん!!」
荷物を持ち、教室を出る。
ったく…いつまで教師ごっこしてんだか…
けど、あれももうすぐ終わる。それに、この仕事が終わった後に嫌な予感がする。近頃、六年前の龍頭抗争の夢を良く見る。まさか…いやそんな訳ないはずだ。けど、近頃海外では異能力者自 殺が多発している。少し、警戒しないとな。
中也「A、お前最近ピリピリしてないか?」
「…しょうがないじゃない。大仕事前なんだから」
中也「確かにお前、大仕事前はピリピリするけどいつも以上じゃねぇか?」
「はぁ…自分でもそう思う。これも、彼奴と太宰のせいよ」
中也「確かにそうだな。無理すんなよ」
「うん」
中也の言う通り、最近は少し小さい事にもイライラしている。マフィアのみんなにはあまり強く当たらないようにはしてるけど…偶に強く当たってしまう。岩雪組、幹部以上は私のピリピリ期には慣れているけど…他の部下達は少し怖いみたいで、申し訳ない。
「あと数日…それが終われば全てが終わる」
中也「おう」
バッグの持ち手を強く握る。彼奴に殺られる前に殺らなきゃ。私の殺し屋生命も危うい。
──────
この時、私は何か“大事な”ものを失っていた気がした
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作者名:Maya☆ | 作成日時:2019年8月26日 21時