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・続々・ ページ28

___…

「予想通り戻ってきたようね」

烏「あぁ」

「作戦は頭に入ってる?」

烏「当たり前だ」

「なら、先に行ってるから」


狭い場所だとどんなトラップをかけられるかわからないから、下の水とコンクリートのみのシンプルな場所で決着を付ける。
そこまでは烏間先生が彼奴を連れてくる

お、きたきた


ドパァン


「さて…決着をつけようか。“兄さん”」

烏「!?」


昔、センセイの所で一緒に修行していた時は年齢的に彼の方が上だった為私は此奴の事を“兄さん”と呼んでいた。けど、今日でその関係は終わらせる


死神「…A、久しぶりにその呼び方をしてくれたね」

「烏間先生、ここは私が」


死神は起き上がり、顔の皮をはぐ。
私は愛用のナイフを構える


「ほんとに、皮剥いだんだ」

死神「スキルを極める上で邪魔だからね」

「あっそ…なら、他の皮も剥いであげる」


一気に飛びかかり、距離を詰める。
此奴は一筋縄ではいかないことは重々承知している。
どこか決定的な隙を作らなきゃならない


死神「A、君も成長したね」

「そうでしょ、センセイを越せるよう頑張って来たから!!」


私は回し蹴りを入れるが、ナイフで防がれる


死神「君の異能は分かっている。直接触れた相手にしか発動出来ないからね」

「えぇ、そうよ。だからお前には異能なんか使わないよ!!」


素早く、銃を取り出し3発発砲するが見切られ避けられる。


死神「正直な話をするとね、昔から僕は君が憎かった」

「へぇ、そうなんだ」

死神「年下の癖にスキルは僕より上。あの人にもちゃんと見てもらえていたし、何もかも僕より上だったからね」

「そんなふうに思ってたんだ笑そんな奴を兄さんって呼んでた私が嫌になるね」

死神「だから、ここで君を殺す」

「やってみなさいよ、やれるものならね!!」


お互い引かずに攻防戦を続ける。
くっそ…長引くのはめんどくさいな

・続々続・→←・続・



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作者名:Maya☆ | 作成日時:2019年8月26日 21時

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