・続々・ ページ42
＿＿＿…
中也｢…
《羊》の構成員は…子供は､殺すな｡
あいつらには…世話になった｣
太宰｢いいとも｡
皆聞いたね？仕事の時間だ｡
Aは､手当て宜しく｣
｢はいよ〜
岩雪組､そっち頼むね｣
岩雪組｢｢御意｣｣
治が林の中を堂々と進んでいく｡
後に続くように､岩雪組を筆頭に数多くの構成員が木立の奥に消えていった｡
中也｢そうか｡この状況まで全部…組み立ててやがったのか｡電子遊戯場で電話をかけたあの時から…俺への不信を《羊》に植え付けるために…｣
｢ふふ､ご名答かな｡
けど､君さあのまま《羊》に居ても何も変わらなかっと思うよ｡
一人の力に縋る組織程弱いものはないからね｡
遅かれ早かれ､《羊》は解体していた｣
中也｢俺が…
悪魔､か…あの野郎｣
｢悪魔…ねぇ｡そんな可愛いもんじゃないと思うよ｡治の底にあるのって｣
中也｢手前も…大概だよ…｣
｢まあ､これからよろしくね｡中也クン？｣
中也｢…上等じゃねえか…｣
｢さて､改めてよく傷見せて｣
中也｢問題ねえよ…｣
｢見え見えの嘘意味ないよ？
はい､持ってて｣
服を捲り､裾を彼自身に持ってもらう
｢あー､臓器は無事そうだけど結構深いね｡滲みるけど､少し我慢ね〜｣
鞄から滅菌蒸留水を取り出し､傷口を洗う｡
中也｢い゛ｯ…！？てめ､もっと優しくかけろよ！｣
｢これでもゆっくりかけてるよ｡
はい､次消毒するから｣
中也｢…｣
｢…よし､ここは終わったよ｡
他の怪我は？｣
中也｢ねえよ｣
｢ほんと？ないならいいけど｣
中也｢手前､意外と器用だな｡つか､手前幾つだよ｡俺や太宰よりも下だろ｣
｢自分？11だけど｣
中也｢…は？｣
｢言ってなかった？君らより4つ下｡
改めて､自己紹介しようか？
森A､11歳｡ポートマフィアの殺し屋｣
中也｢森…A？…殺し屋？…はあ！！？
手前【漆黒の姫】って呼ばれてるマフィアのお嬢様か！｣
｢気づくのおっそいな｣
中也｢…手前がお嬢様って嘘だろ｣
｢おいこら？どういう意味だよ｣
中也｢そういうとこだよ…｣
｢傷口､ぶっ叩いてあげましょうかぁ！？｣
中也｢辞めろ！｣
.
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Maya-舞彩-(プロフ) - 天音さん» ありがとうございます（嬉涙）！最後までお付き合いしてくださると幸いです！ (2021年5月23日 21時) (
レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - 二人が出会い、少しずつ距離が近づいていく様子がとても悶えました(*´∀｀*)ﾎﾟｯ あと少しで完結してしまうのは寂しいですが、ずっと応援しています(´；ω；`)ｳｩｩ (2021年5月23日 17時) (レス) id: 05f36a1a18 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - 天音さん» 嬉しい限りです…！（歓喜の涙） 更新はノロマですが､これからもセンセイシリーズ含めてよろしくお願いいたしますっ…！ (2021年4月7日 20時) (レス) id: f262e556de (このIDを非表示/違反報告)
天音(プロフ) - Maya-舞彩-さん» いえいえ！私こそ、いつもMaya-舞彩-さんの書く小説に元気づけられています！ついに二人が出会って、これからどうなっていくのかとても気になります( ^)o(^ ) (2021年4月7日 16時) (レス) id: 05f36a1a18 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - 天音さん» 毎回コメントありがとうございます！！天音さんのコメントが励みになってます……！本当にありがとうございます！期待に添えるよう頑張ります！！ (2021年4月5日 23時) (レス) id: f262e556de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maya-舞彩- | 作成日時：2021年4月2日 12時
