“漆黒の姫”とENDのE組【文豪ストレイドッグス】【暗殺教室】

・紅羽朔月・ ページ44

作戦参謀室


｢朔月さーんwww｣

朔月｢A嬢じゃないっすか｡めっちゃ笑ってますけど､どうしたんすか｣

｢従兄弟君に阿呆言われてたよwww｣

朔月｢え､従兄弟？カルマ！？｣

｢いえあw｣

朔月｢そいや､彼奴椚ヶ丘でしたね｣

｢全問不正解だってねw｣

朔月｢そりゃあ､こんなチャラ男が満点とかヤバいじゃないっすか｣

｢自覚ありのチャラ男はマフィアの作戦参謀長ww｣

朔月｢ﾄﾞﾔｧ｣

｢無駄にイケメンだから､絵になって腹立つわ｣

朔月｢酷すぎですわw｣

｢にしても､こんなにも似ないもんなんだね｣

朔月｢不良とチャラ男っすからね｡あ､頭いい所は似ましたね(ﾄﾞﾔｯ｣

｢事実だから反論出来ないけど､腹立つからその顔辞めい｣

朔月｢相変わらずッスねw｣


此方がカルマの従兄弟の紅羽朔月ｻﾝw
お察しの通り､チャラ男ですww


｢あと､そんな朔月ｻﾝにご相談｣

朔月｢A嬢が俺に相談って珍しいッスね｡どんな内容っすか｣

｢組合(ギルド)について｣


その言葉を出すと､顔を引き締める朔月さん｡
この人､裏表激しいんだよね｡いい意味で


｢人虎の捕獲作戦に2回も失敗してる｡そろそろあっち直々に動いてくる可能性が高い｡その時の作戦､幾つぐらいある？｣

朔月｢舐められちゃ困りますぜ､お嬢｡ざっとこの位は｣


手で5の数を示す朔月さん｡
中々だねェ


｢500か…いいんじゃない？その中から最適解をその度に選んでくから宜しくね｣

朔月｢勿論ッスよ｡俺の予想では､組合はこの１週間の間に現れるッスね｣

｢違うな｡ここ2日の間に姿を現す｣

朔月｢…！【未来予知夢】っすか…そのチカラには敵いませんよ｣

｢と言っても確かじゃない｡夢で見た確率が高いだけ｣

朔月｢ンじゃ､2時間後に首領にお持ち出来るように纏めあげて起きますわ｣

｢宜しく｡あと､アレどうなった？｣

朔月｢バッチリッスよ｣

｢さすが〜｣

朔月｢もうそろそろ相手も動き出すんじゃないんっすかね｣

｢だね｡彼女はどう動くのかな〜｣

朔月｢楽しみッスね｣


私達は顔を見合わせて､ニヤッとした｡


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紅羽朔月(ｱｶﾊﾞﾈｻﾂｷ)
カルマの従兄弟
マフィアの作戦参謀長
チャラ男


【未来予知夢】
Aの異能じゃない別の力｡
不定期に夢を見る｡
その時によく見た光景が起こりうる確率が高い｡

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