“漆黒の姫”とENDのE組【文豪ストレイドッグス】【暗殺教室】

・自律思考固定砲台 続・ ページ40

次の日

｢頭痛ぇ…｣


隣で眠る､中也は未だ夢の中…
呑気な…誤解生む前に言うけど､事後じゃない｡同棲はしてるけど｡
昨日は､梶井の訓練が終わった後､中也と自棄酒を呑みに行ったのだ｡昨日は久しぶりに飲み相手と一緒だった為いつも以上に呑んでしまった｡その為二日酔いの症状が出ている｡


｢はァ…薬飲んで学校行こ｣


制服に着替え､中也の分の朝食を作り家を出る


佐久間｢おはようございます｡Aさん｣

｢さっく〜ん…｣


阿部ちゃんが暫く運転出来ない間は佐久間君が私の送迎をしてくれるそうだ｡
朝一にも関わらず､私は佐久間君に抱きついた


｢眠い｣

佐久間｢車の中で着くまで横になってください｣

｢頭痛い｣

佐久間｢お酒の飲み過ぎでございます｡薬は飲みましたか？｣

｢うん｣

佐久間｢なら､後は寝るしかありませんね｣

｢はーい｣


返事をして､車に乗り込む｡
スマホを開くと､クラスメイトからの大量LINE＿取り敢えず既読スルーをする
けど､一通だけクラスメイトからではない連絡が入っていた


｢あの人からって…珍しい｣


内容は｢今度其方に行く｣だけ…
いや､何しに来るんすか｡あの人の事だから､イリーナ？もしや､イリーナを撤退させる為に？
あの人なら考えそうだな…
ま､どうでもいいけど
問題は､あの機械野郎＿


｢流石に今日もバカスカ打つようだったら考えようだな…｣

佐久間｢機械仕掛けの暗殺者＿自律思考固定砲台ですか｣

｢そう｡昨日は最悪だったね｣

佐久間｢そのようですね｣

｢鏡花の事もあるし…｣


龍は昨日人虎と死闘を繰り広げたが､海に叩き落とされ重度の怪我を負ってしまった｡意識が戻るかわからない状態


｢厄介だな…｣

佐久間｢芥川さんが無力の今､敵は狙ってくるでしょうね｣

｢そう｡それに加え､鏡花も…｣

佐久間｢探偵社に囚われている状態…｣

｢こうなってくると､鏡花は任務放棄そして裏切りって事になる…姐さんが今必死に首領に説得してるけど無理があるかもしれない｡仮に許可が出ても､一度見た光の世界からこちらに戻るのは粗無理｣

佐久間｢探偵社と敵対した時､面倒ですね｣

｢まァ…けど､鏡花に異能力以外の暗殺技術を教えたのは私｡仮に襲撃を受けても負けるなんて有り得ない｣

佐久間｢そうですね｣

｢殺戮の異能力､『夜叉白雪』を如何やって光の世界で使うのかしら…(ﾆﾔｯ｣

佐久間｢Aさん､着きましたよ｣

｢んー？もう？｣

佐久間｢はい｣


どうやら､話している内に着いたようだ｡あ､寝てない｡まっいいか

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