“漆黒の姫”とENDのE組【文豪ストレイドッグス】【暗殺教室】

・京都・ ページ29

京都

｢首領､会合まで時間が有りますが､どうしますか？｣

森｢うーん､京都観光でもしようかね｣

｢分かりました｣

エリス｢A！リンタロウ！私､抹茶スウィーツが食べたいわ！｣

森｢いいねぇ｣

｢京都は抹茶が有名ですものね｣

森｢では､それを食べに行こう！｣

｢そうですね｣


-抹茶スウィーツ店


エリス｢美味しそ〜！｣

森｢エリスちゃん､どれが食べたい？｣

エリス｢うーん､これとこれとこれとこれ！｣

森｢Aちゃんは？｣

｢私は､これかな〜｣

森｢岩本君､ジェシー君は？｣

岩本｢いえ､僕達は…｣

森｢そんな事言わずにさ､今日は私の奢りだ｣

ジェ｢首領からの奢りだなんて！尚更…！｣

森｢普段､Aちゃんがお世話になってるからね｡気にしなくていい｣

｢お父さんもこう言っているし､偶にゃいいんじゃない？｣

岩本｢Aさん…｣

ジェ｢しかし…｣

｢いーから！いーから！なら､これは命令よ？お父さんから奢って貰いなさい！(笑)｣

岩本｢職権乱用ですよ…(笑)では､私はこれを｣

ジェ｢全く､Aさんには敵いません｡では､お言葉に甘えて､これを｣

森｢うん､いいよ｡Aちゃんはほんと彼等に甘いね｣

｢そういうお父さんもじゃない？だって､優しくてかっこいいお兄ちゃん達だもの｣

岩本｢有り難きお言葉｣

ジェ｢光栄です｣

｢にゃは(笑)｣

森｢ｸｽｯ)｣

｢どうしたの？お父さん｣

森｢Aちゃん､鏡を見てみなさい｣

｢ん？…あ！｣


お父さんに言われた通り鏡を見ると､自分の口周りには抹茶クリームが大量に付いていた


｢うわぁ､この歳になっても口周り汚すとか…(笑)｣


紙ナプキンを貰い､クリームを拭く｡


岩本｢首領､そろそろ会合の時間です｣

森｢そうか｡では､行こうか｣

岩ジェA｢承知しました｣


店を出り､会合場所へと向かう｡
相手は傘下の会社の社長｡今回の“獲物”だ＿

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