・首領室・ ページ3
ｺﾝｺﾝｺﾝ
｢首領､Aです｣
森｢入り給え｣
普段なら､すぐに返事は返ってこない｡
それ程重要な話と言う訳か…
｢失礼します…そちらの方は？｣
首領の近くに立っているスーツの男性｡
少なくとも､マフィアの人ではない｡これは断言できる｡
｢俺は防衛省の烏間惟臣と言うものだ｡君が､漆黒の姫と呼ばれる､森Aさんですね？｣
｢防衛省？政府しかも､異能特務課以外の部署が私たちマフィアに何の用ですか｣
森｢A君､そんなに警戒しなくて大丈夫だよ｡彼は私達に依頼をしに来たんだ｣
｢依頼？私達にですか？｣
鳥｢えぇ…暗殺依頼です｣
｢ふはっ､情けないですね､政府が非合法組織に依頼とは｣
森｢まぁまぁ｣
｢それで､依頼とは何ですか｣
鳥｢月が蒸発した件は知っていますか？｣
｢えぇ｣
鳥｢月を破壊した生物の暗殺を貴方に依頼したいと思いまして｣
｢面白そうな依頼ですね｡詳しく話していただけますか｣
鳥｢…奴は､現在椚ヶ丘中学校で教師をしています｡来年の3月までに殺さないと､地球が月と同じ…いや月以上に破壊される事でしょう｣
｢ほォ…｣
鳥｢最高速度は音速20｡普通と銃やナイフでは効きません｡この､対先生BB弾とナイフを使ってください｣
｢私の他に殺そうとしている方は？｣
鳥｢政府が依頼しているのは3年E組の生徒とイリーナ・イェラビッチ｡そして､貴方だけです｡しかし､他の暗殺者も狙っていることは確かかと｣
｢中学生に？裏社会の事を何も知らない純粋な中学生がそんな超生物を殺せるとでも？｣
森｢賞金100億…｡中学生を釣るには充分すぎる値段だ｡それに､政府に仮が出来るのも悪くない｡A君､引き受けてくれるね？｣
｢お金で､彼らを釣った訳ですか…まぁいいでしょう｡その依頼引き受けます｣
森｢それでこそA君だね｡他の情報は私がに預かっている｣
｢わかりました｣
鳥｢…くれぐれも､生徒に被害を出さないようにお願いします｣
｢わかってますよ｡私もそこまで莫迦ではないですから｣
森｢決まりだね｡A君には､明日から学校に行って貰うよ｣
｢御意｣
私は首領に向かって膝をつき頭を下げる｡
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-舞彩-(プロフ) - シンアさん» コメントありがとうございます､その言葉がとても嬉しい限りです……！ (2022年8月31日 8時) (
レス) id: f262e556de (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - とっっっても面白かったです！！！最後らへんは読みながらずっと号泣してました・・・ほんとに面白かったです！素晴らしい作品をありがとうございます！ (2022年8月31日 3時) (レス) id: c430354ee1 (このIDを非表示/違反報告)
Maya☆(プロフ) - すぺるさん» ありがとうございます！ (2019年11月29日 16時) (レス) id: f262e556de (このIDを非表示/違反報告)
すぺる(プロフ) - 途中で岩組、雪組がスノストだと気付いてなんかとても嬉しい気持ちになりました！更新楽しみにしてます！ (2019年11月29日 13時) (レス) id: bc24737c16 (このIDを非表示/違反報告)
Maya☆(プロフ) - りょ〜さん» コメント有難うございます！私もファンですよ！！更新頑張ります！ありがとうございます！ (2019年10月30日 16時) (レス) id: f262e556de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maya☆ | 作成日時：2019年5月23日 23時
