“漆黒の姫”とENDのE組【文豪ストレイドッグス】【暗殺教室】

・第二の刃・ ページ15

翌日＿


｢ねぇ､何これ｣

業｢なんだろうね｣


授業が始まると､殺せんせーは大量に増えていた｡テスト勉強の為それぞれにマンツーマンで教えるために分身してたけど､今日は倍以上に増えていた｡
私に関しては､出来るから他の生徒に当たれとは言ったから別にいいけど､正直集中所の話じゃないと思う｡


殺｢Aさん､一応勉強しませんか？｣

｢しないから｡私に構う暇あるんなら他の生徒に当たれって｡特に､寺坂とかさ｣

寺坂｢A､てめぇ舐めてんのか？！｣

｢舐めてないしー｡だってお前本当にやばいじゃん｡なんなら､私が教えてやろーか？｣

寺坂｢結構だよ！｣

｢…そこ､違う｣

寺坂｢あ？｣

｢答えはXの二乗+5X+6｡そーいうのには簡単な方法があるんだよ｡まず､今回みたいな(X+2)(X+3)の問題は､最初に文字の二乗､次に数字の和×X､最後に数字の積が来るんだ｡数字と文字が逆になっても同じ｡分からなくなったら文字と数字を入れ替えな｡あと､符号に注意ね｣

寺坂｢…和と積ってなんだよ｣

｢足し算の答えと掛け算の答えの事｡だからこういうタイプは｢Xの二乗+X(a+b)+ab｣わかった？｣

寺坂｢お､おう｣

｢今のが､乗法公式1ね｡次､(X+8)の二乗のタイプは､真ん中以外はさっきの計算方法と同じ｡真ん中の答えは引っかかりやすから要注意ね｡真ん中は見えてる数を全て掛けた答え｡二乗を×2って考えるのがポイント｡この問題は､Xの二乗+16X+64ね｡だから｢Xの二乗+2aX+aの二乗｣
マイナスの場合は｢Xの二乗-16X+64｣OK？｣

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