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.竜胆side.＿＿＿…
｢美味しい…！｣
竜胆｢良かったな｣
蘭｢…ふはっ､A｡口元クリームついてる｣
兄ちゃんが自分の口元を指しながらAに教えて､Aがそれを拭き取ろうとしたけどそれより先に兄ちゃんごクリームを指で掬いとって舐めた｡
舐めた？？？
蘭｢…あっま｣
｢でしょうね｣
竜胆｢…俺は何見せられてんの？2人とも距離感おかしくね？｣
お互い“ただのせふれ”“都合がいい相手”なんて言うけどその距離感はそうじゃない｡
｢私までおかしいみたいな言い方されてもね〜蘭が距離近いんだよ｣
蘭｢けど嫌じゃねぇだろ？｣
｢まあ､不快感はない｡嫌だったら私は態度に出すし｣
そう言ってAはまた一口クレープを齧る｡意外と口小せぇんだな｡割と小動物っぽかったりする｡
兄ちゃん､すげぇAの事愛おしそうに見るじゃん｡これが無意識だからやべぇよな｡
わざわざ学校まで会いに行ったり､バイクの後ろに自ら乗せたり､服を大量にプレゼントしたり､今までの兄ちゃんなら考えられない｡
｢ホントにありがとね｡付き合ってくれて｣
蘭｢付き合わせたのはオレらだしな〜それに､“クレープ食べたい”なんて他の奴に比べたら可愛いもんだわ｡な､竜胆？｣
竜胆｢ああ､他に行きたいとこないの？｣
まあ､俺も兄ちゃんまでとはいかないけどコイツならって思っちまうんだよな｡なんでだろうな…
｢なら､2人がオススメの場所連れて行って欲しい｣
蘭｢俺のオススメ？｣
｢自分あんまりこの辺来なくてさ〜何があるかわかんないんだよね｡良かったら案内して欲しい｣
蘭｢ん､いいぜ｣
｢ほんと？ありがと｡
あ､少しトイレ行ってくる｣
確かにイカれてるとこはあるけど､態度とかは恐らく他のやつより断然いい｡媚びたりもないし､ちゃんと区切りをつけて無駄に踏み込もうとしないのもありがたい｡
過去のことを知ってたのは驚いたけど､それをわざわざ言ってこなかったのもアイツなりの気遣いなのかそれとも興味がないのかは知らないけど､それがちょうど良いのかもしれない｡
蘭｢他の女に言われたらは？って思うことでもなんかAだとなんか嫌な気はしねぇんだよな〜｣
竜胆｢……早く自覚しろバカ兄貴｣
蘭｢なんか言ったか？｣
竜胆｢いや？ほら､A戻ってきた｣
蘭｢んじゃ行くか｣
.
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Maya-舞彩-(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (
レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - 結菜さん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - ルズさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！テンポがよくて読みやすく、とても引き込まれる作品で、楽しく読ませていただいておりました！今後のご予定もあるとか…是非こちらでまた拝読させていただけたらなと思います。これからも素敵な作品お待ちしてます(*^^*) (2022年1月4日 22時) (レス) @page50 id: 1f3bc36824 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - 占ツクで後日談書いて欲しいです。楽しく読ませていただきました←面白すぎてほぼ一気読みした人。ま、まぁ、これからも頑張ってくださいね♪ (2022年1月4日 19時) (レス) @page50 id: 0aa820f2fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maya-舞彩- | 作成日時：2021年12月11日 21時
