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＿＿＿…
試着室から出ると2人の手には大量の紙袋｡真逆…試着した服全部買ったんじゃ…
蘭｢あ､お姉さんこの服も追加で｡カードね｣
(かしこまりました)
蘭に持っていたワンピースを取られてそのまま店員さんに渡される｡
｢ちょ…こんなに悪いって！それに欲しいのは自分で買うよ｣
竜胆｢俺らが好きで買ってんだよ｣
｢なんで､わざわざ…｣
蘭｢俺はこの間の借りの返し｡オマエはあれで満足したみたいだけど､俺は満足してなかったし｣
竜胆｢俺はアンタみたいな女を着飾れるのが楽しいし｣
こう言われると､わざわざ学校まで出向いてきて､2人とも真剣に考えてくれて流石に断るなんて逆に申し訳ない｡
｢…ありがと｣
私の機嫌取りの為に貢いでくる奴なんて幾らでもいた｡でもこうやって､選んで買ってくれる奴なんて居なかった｡
少し照れくさいから少し目線を逸らしながら2人に礼を述べる｡なのに2人はキョトンとした顔でこっちを見てくる｡
｢な､なに…｣
蘭｢やっぱオマエって意外と可愛いとこあるよな〜｣
竜胆｢兄貴が言ってた意味なんとなくわかった｣
蘭には髪を優しく撫でられ､竜胆はため息をつきながら眼鏡を押し上げる｡
(あの､良かったら全て配達にしますよ)
先程の店員さんがワンピースと蘭のカードを持ってきて声をかけてくれた｡
蘭｢配達にしてもらうか｣
竜胆｢たしかにこの量だもんな｡どうする､A｣
｢じゃあ…お願いします｣
(では､こちらに住所とお名前を)
紙に住所と名前を書いて店員さんにお返しする｡
(早くて明日には届きますがよろしいですか？)
｢はい､お願いします｣
(かしこまりました｡では､お預かりします)
蘭｢よし､じゃあ次はオマエが行きたい場所に連れて行ってやるよ｣
竜胆｢どこ行きたい？｣
｢…この辺に美味しいクレープ屋があるみたいなの｡そこでもいい？｣
蘭｢りょーかい｣
(ありがとうございました｡またのご来店お待ちしております)
｢ありがとうございました｣
店員さんにお礼をしてショップを出る｡少しワクワクしてる自分なんて本当にらしくない｡
でも､別にいっか｡
.
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Maya-舞彩-(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (
レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - 結菜さん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - ルズさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！テンポがよくて読みやすく、とても引き込まれる作品で、楽しく読ませていただいておりました！今後のご予定もあるとか…是非こちらでまた拝読させていただけたらなと思います。これからも素敵な作品お待ちしてます(*^^*) (2022年1月4日 22時) (レス) @page50 id: 1f3bc36824 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - 占ツクで後日談書いて欲しいです。楽しく読ませていただきました←面白すぎてほぼ一気読みした人。ま、まぁ、これからも頑張ってくださいね♪ (2022年1月4日 19時) (レス) @page50 id: 0aa820f2fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maya-舞彩- | 作成日時：2021年12月11日 21時
