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＿＿＿…
蘭｢ん〜これも似合うんじゃね？｣
竜胆｢Aにはこっちの系統の方が似合いそう｣
蘭｢じゃあこれとこれ試着してきて｣
蘭と竜胆に“また”服を渡され､試着室のカーテンを閉められる｡
なんでこうなってんだろう…
昼食を食べたあと､アパレルショップに連れてこられて一時間近く着せ替え人形状態｡何着着たかも分からないし､何故ここまで着せ替え人形にされているのかも分からない｡
渡された服に着替えてカーテンを開ける｡
蘭｢やっぱそっちも似合うじゃん｡それも買うか〜｣
竜胆｢ならこの色違いにしようよ｡こっちの方がAっぽい｣
蘭｢竜胆ナイス〜
じゃあ､もう一着も着替えたら見せて｣
そう言うと再びカーテンを閉められる｡何言っても聞かないし､なんでかガチで似合う似合わないを二人で討論してるんだから口挟むのも面倒くさくなってきた｡
待って､このワンピース後ろにファスナーだから自分じゃ上げれない｡
｢蘭〜ちょっと｣
蘭｢なんだ〜？｣
呼ぶと直ぐにカーテンを開けてくる蘭｡
｢背中のファスナーあげて欲しい｣
そう言って背中を蘭の方に向けると鏡越しにニヤリと笑ってきた｡
あ､頼む相手間違えた｡
と思ったけど遅かった｡そのまま蘭の手がするりと服の中に入ってくる｡しかもちゃんとカーテン閉めてるし｡
肩に顔を置いて耳元で囁くように話しかけながら脇腹にある刺青を撫でるように触ってくる｡
蘭｢相変わらずえろいよな〜
今度はこうやって服着たまましてみる？｣
｢お望みならやってもいいけど？とりあえずファスナー上げて｣
服の中の手を軽く叩き､ファスナーを上げるよう促す｡
蘭｢はいはい｣
｢あ､もしかして…今日こんなにしてるのってそれを頼む為じゃないでしょうね？あんな事せずともそれくらいなら普通にOKしたのに｣
蘭｢いーや？今思いついたから言っただけ｣
ファスナーを上げてもらい､改めて服を蘭に見てもらおうと正面を向くとそのまま顎を捕まれて軽いキスをされた｡
｢は？｣
蘭｢ん､かあいい｣
｢…アンタはそういうことするからめんどくさい子が勘違いするんだよ｡ちゃんと区切りはつけないと｣
蘭｢オマエはそんなことないだろ？｣
｢割り切ってる関係の方が楽だもの｣
蘭｢わかる｣
｢ほら､着替えるから一旦出て｣
蘭を試着室から追い出し､制服に着替える｡
｢恋愛なんて傷つくだけでしかないんだから…｣
誰も本当の私を見てくれない｡見られているのは結局上っ面だけなんだから｡
.
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Maya-舞彩-(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (
レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - 結菜さん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - ルズさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！テンポがよくて読みやすく、とても引き込まれる作品で、楽しく読ませていただいておりました！今後のご予定もあるとか…是非こちらでまた拝読させていただけたらなと思います。これからも素敵な作品お待ちしてます(*^^*) (2022年1月4日 22時) (レス) @page50 id: 1f3bc36824 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - 占ツクで後日談書いて欲しいです。楽しく読ませていただきました←面白すぎてほぼ一気読みした人。ま、まぁ、これからも頑張ってくださいね♪ (2022年1月4日 19時) (レス) @page50 id: 0aa820f2fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maya-舞彩- | 作成日時：2021年12月11日 21時
