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＿＿＿…
｢あーダッル｣
昼休み､旧校舎の裏で煙草を吹かす｡
ここは不気味な噂が多く､人が好き好んで近づいてこない､絶好の穴場である｡まあ､そんな不気味な噂を流したのは私だけど｡
｢あのポンコツ生徒会長､なんなんだよ｡仕事遅すぎ､しかも無駄にイキり過ぎて気持ち悪い｡何かある度に私の名前呼ぶんじゃねえよ｡あのドーテーが｣
イライラしながら､煙草の煙を吐き出す｡
お嬢様な副会長をずっと演じるのはキツい｡どうせ､皆が見てるのは上辺だけ｡友達も先生からの信頼もぜーんぶ計算｡将来いい大学行って､いい会社就いて､いい男を捕まえて楽に過ごす為の手段に過ぎない｡
『副会長じゃん』
もう一度煙を吐き出していると､同時に低めの声が耳に飛び込んだ｡思わず煙草が昨日の雨で出来た水溜まりに落ちていく｡恐る恐る振り向くと､金髪と黒髪がグラデのようになった長髪をお下げにしてる男＿＿有名な灰谷兄弟の兄の方だ｡なんで今日に限って…いや､そもそもなんで旧校舎の方にいんだよ｡
終わった､絶対これ悪口聞こえてたし､煙草ガッツリ火がついてるし､バラされたらいい男捕まえて楽して生活する夢が壊れてしまう｡
ダラダラと冷汗が流れてくる｡
蘭｢ふーん…副会長の本性はこっちだったんだ｣
｢最悪…｣
灰谷蘭はニヤニヤしながら､こちらに近づいてくる｡
私は捕まらないように後ろに下がるが､残念ながらここは一方通行…逃げるなんてできない｡
あっという間に距離を詰められ､手首を捕まれる｡
｢…バラす？｣
蘭｢さぁな､それはお前次第｡気まぐれで来てみるもんだな､面白いものが見れた｣
｢チッ…今まで隠してきたのに､ほんっと最悪｡
身体売ったところでアンタには無駄だよね｡散々喰ってきてるんだから｣
蘭｢今までもバレかけたことがあんの？｣
｢何度かね｡ここまではっきり吸ってた所を見られたことはないけど､身体とか現金で､口止めしてきた｣
蘭｢へぇ〜思ったより面白いじゃん｡なら､身体売ってよ｣
｢は…？それだけで口止めしてくれんの？｣
蘭｢それはどうかわかんねーよ♡ただ､簡単に身体売れるんだろ？副会長サマは♡｣
煽るような目でこちらを見下してくる､灰谷蘭｡
今まで散々女を食ってきたということは恐らくテクも上々なはず…なら､
.
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Maya-舞彩-(プロフ) - ゆさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (
レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - 結菜さん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
Maya-舞彩-(プロフ) - ルズさん» ありがとうございます😭💕 (2022年1月5日 11時) (レス) id: 1f828cefa4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！テンポがよくて読みやすく、とても引き込まれる作品で、楽しく読ませていただいておりました！今後のご予定もあるとか…是非こちらでまた拝読させていただけたらなと思います。これからも素敵な作品お待ちしてます(*^^*) (2022年1月4日 22時) (レス) @page50 id: 1f3bc36824 (このIDを非表示/違反報告)
結菜 - 占ツクで後日談書いて欲しいです。楽しく読ませていただきました←面白すぎてほぼ一気読みした人。ま、まぁ、これからも頑張ってくださいね♪ (2022年1月4日 19時) (レス) @page50 id: 0aa820f2fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Maya-舞彩- | 作成日時：2021年12月11日 21時
