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ところが、警察署付近でぶらぶらしていると、みっちーが見えた。また捜査に行くんかな、とも思ったけど、１人で行くんは危なないか？
そんなことを思いながら、暇だからみっちーについていく事にした。
少し足取りが重いように感じるが、疲れているだけ？ それとも、本気で体調悪い？
ずっと尾行していくと、次第に人通りの少ない工場地帯にたどり着いた。随分歩いたせいで、足が痛い。
みっちーはスマホを見ながら何かを探している様子だ。マップアプリでも使っているのだろう。
今歩いているところは、誠也くんからちょこっと聞いた、今異犯が捜査している事件現場からは随分離れている。じゃあ、どこに行くつもりなんだろう。
歩いて、歩いて、もう疲れた。一応みっちーに尾行を悟らせないように歩かなければならないから、神経も使うし、足は痛いし。
もう帰ろっかな。帰りはタクシー呼んで。
そう思っていた最中、みっちーがシャッターの閉まったガレージの前で立ち止まった。目的地はここなのかもしれない。
いい感じの物陰を見つけたから、そこに潜んでいると、みっちーがガンガンとシャッターを叩いた。もしかして、この中に人がおるんか？
「道枝です。覚えてませんか？」
知り合いを訪ねていたのか。となると、捜査ではない可能性も浮上してきた。
みっちーは根気よくシャッターを叩きながら「いるのは分かってるんですよ」と言い続けた。どんな人が出てくるのか未知数で、少し恐怖を覚える。
しばらく経つと、中からこもった声のようなものが聞こえた。みっちーもその声に気づいたのか、シャッターから少し離れた。
ガラガラ、とシャッターが開き始める。
何やら得体の知れない緊張感が高まり、体が硬直した。
シャッターが完全に開くと、そこには若い男性が立っていた。どこにでもいそうな私服を身につけているが、顔は整っている。人の悪い感じはしないが、何者だろうか。
「みっちー。久しぶり」
「……久しぶりです、大吾くん」
「……とりあえず、入り」
そう言って、大吾と言われた男は、みっちーをガレージの中に誘導した。
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ぽてと(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけて嬉しいです！ 出来る限りペース上げていきますね！ (2020年6月22日 19時) (
レス) id: 697481dbf3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 初めまして！こちらの物語が好きで更新されるとすぐ見てしまいます(^^)ただ1話ずつの更新なのでお忙しい中申し訳ないのですが、更新を待ってる時に気になってしょうがないので更新数を増やして欲しいです（ ; ; ）無理を言ってしまってすみません…… (2020年6月21日 22時) (レス) id: 1ca1725196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とあ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Yoshikosan0313
作成日時：2020年5月30日 18時
