guitar2 ページ21
ところが、駅前で聞きお覚えのある音楽が聞こえた。記憶を辿ると、間違いなくあの時の人だと悟る。
前に事件現場で会った……確か、正門さん。
あの時感じた妙な感覚を確かめるべく、ギターを弾く正門さんに近づくと、彼はギターを弾くのをやめて私に微笑んだ。
「こんばんは、お姉さん」
「こ、こんばんは」
「……なんか、うまくいかへん事、あった感じですか？」
やっぱりこの人、不思議だ。
私の気持ち、なんでも知ってるかのような……
でも、小島ともまた違う感じ。
「どうしてわかるんですか？」
「あ。野暮なこと聞きますねぇ。……なんとなくですよ」
はぐらかすかのように正門さんはギターを弾き始めた。
やっぱり、この人は不思議だ。
でも、今日はその不思議を解き明かせそうにない。
よし、今日は帰ろう。
そう思って背中を向けると、もう一度弾くのをやめて、私に声をかけた。
「AAさん、飲みに行きません？」
驚いて振り向くと正門さんは、
してやったり！ みたいな満面の笑みを浮かべていた。
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ぽてと(プロフ) - ゆゆさん» コメントありがとうございます！ そう言っていただけて嬉しいです！ 出来る限りペース上げていきますね！ (2020年6月22日 19時) (
レス) id: 697481dbf3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - 初めまして！こちらの物語が好きで更新されるとすぐ見てしまいます(^^)ただ1話ずつの更新なのでお忙しい中申し訳ないのですが、更新を待ってる時に気になってしょうがないので更新数を増やして欲しいです（ ; ; ）無理を言ってしまってすみません…… (2020年6月21日 22時) (レス) id: 1ca1725196 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とあ | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/Yoshikosan0313
作成日時：2020年5月30日 18時
