関西の冷たい少女

赤木「冷たい 36！」大耳「なんやろな、最近調子悪いんやけど…」 ページ40

角名side


侑「ほな、お疲れ様でした〜……」


角名「あ、侑。正門でAが待ってるからちゃんと謝れよ。」


侑「…は？！」


治「なんや、角名そないなことせんでもええのに」


角名「まぁ、いいじゃんか。俺もAと帰りたかったし。」


侑「は？！おま、まさか…Aのこと好きなんか？！」


角名「いや、そういうわけじゃない。ただ、家が近いから送ろうかなって思っただけ。」



え？なんで家が近いことを知ってるのかって？

昨日、俺の家の近くでAが多分Aの家だと思うんだけどそこに入ったから。



角名「…っし、んじゃー行くぞ。侑」


侑「は？！え、ちょ、待ってやー！！」









in正門


角名「あ、Aー待たせたねー」


貴方「あ、大丈夫です。」



あ、ほかの2人も残ったんだ。

じゃあ送んなくていっか←



角名「ほら、侑。言いたいことあるんだろ？」


紗奈「なんか、子供みたいやな。」ﾎﾞｿｯ


侑「おい！そこ！！聞こえとるぞ！！」


角名「んなこといいから。早く」


侑「…………………A、今日は、悪かったな…」


貴方「あ、はい。大丈夫です。今度から気をつけてくださいね。」


侑「……………………おん…」



コイツ、謝るのが恥ずかしいのかプライドが邪魔してのかどっちだよ…



貴方「そーいえば、今日侑先輩調子悪ぅなってましたけど今日のこと気にしてはったんですか？」


侑「っ……」


貴方「…部活は部活で切り替えんと、周りに迷惑がかかりますよ。貴方はチームの司令塔なんですから…司令塔が崩れるとチーム全体も崩れますよ。」


侑「わ、分かっとるわ…」


貴方「じゃあ分かっとるならなんで切り替えんかったんですか？そりゃあ私は気絶しましたけど、部活に私情挟んでチームに影響与えるなら普通は切り替えるでしょう？でも、侑先輩はそれが出来なかった。それで分かったなんて言えん気ぃしますけど」



や、やべぇ。

A、激おこ？激おこなの？？

なんか、正論的なの言ってるんだけど…

怖いよ、マシンガントークじゃん…


でも、切り替えができなかった侑が悪いのは変わりない。

それに、Aは正論言ってるし。


なんか…



角名「Aって北さんに似てるなぁ…」


紗奈「あーあ、Aちょっと怒っとる…」


蘭華「す、凄いね…」


紗奈「Aって怒ると正論言ってくるから反抗できないねん。怖いわー」



なんか、Aが入ってくれれば部内がキリってしそう。

大耳「冷たい 37」貴方「すごい長く続くやん」→←銀島「冷たい 35ぉぉぉ！！」赤木「いつも以上に叫んどる…」

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