義勇と錆兔と真菰と:零 ページ5
藤の花の家紋の家の前には人だかりができていて、
真ん中には錆兔がいた。
錆「えっと…中に入らせてください!」
街の人「ちょっと待ってください!あなたがあの鬼殺隊ですか!?」
関わらない方がいいだろう。直感でそう思った。そう言えば、聞いたことあるぞ。鬼弧街。別名、鬼殺隊殺しの街。
ここの街では、鬼殺隊が言い伝えられていて、鬼殺隊が来ると、休むどころか休めず一日中質問等を受けたりするという地獄の街!
裏口から入ろう。うん。そうしよう。私は、呼吸を使い、気づかれないようにそっと人混みをすり抜け錆兔の手を握り、錆兔を思いっきり引っ張った。
錆「だから、あのぉ!?」
引っ張り思いっきり裏口まで走り出す。鬼殺隊員と一般人じゃ、もちろん足早いのは、鬼殺隊員。すぐに裏口につき、なんとか先に入っていた義勇と真菰と合流することができた。
真「錆兔、お疲れ様。あと、A、錆兔を助けてきてくれて、ありがとう。」
A「困ったときはお互い様だし、私達友達でしょ?」
錆「あぁ、本当に助かった。ありがとう」
A「いいえぇ〜♪」
義「…なぜいる」
A「あのねぇ、錆兔と真菰が倒した鬼は、元々私が倒すはずの鬼だったんだけど、先越されちゃったの。それで、隠しの人に聞いたら、錆兔と真菰が倒したっていうから、久々に話したくて!義勇のことも聞いてたし♪」
義「そうか。」
A「あっ。錆兔、真菰、義勇。今鱗滝さんの元で修行してる、炭治郎について話したいことがあるんだけど…まぁ、ここではなんだし、義勇の部屋行こ!」
義「なぜ…」
A「まぁ、いいじゃん、いいじゃん。早く行こ!」
そう言って義勇の手を引っ張り、廊下を走った。
義「…違う」←通訳すると。『俺の部屋はそっちではない』
A「へっ?…あはは、義勇の部屋ってどこ?」
Aは、恥ずかしそうに笑った。そんな天然なAを見て、みんな(義勇を除く)自然と笑顔になるのだった。
義勇は、少し表情が柔らかくなったよ。
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魑魅 零(プロフ) - 雪猫‐yukineko‐さん» いぇぇえええい!! (2020年8月5日 19時) (レス) id: b3668553b4 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫‐yukineko‐(プロフ) - とある雪柱の日常【鬼滅の刃】 ついに完結…!! (2020年8月5日 19時) (レス) id: 66ded389aa (このIDを非表示/違反報告)
魑魅 零(プロフ) - 癒し系猫さん» あぁ!本当だ!御指摘ありがとうございます (2020年6月7日 16時) (レス) id: b3668553b4 (このIDを非表示/違反報告)
癒し系猫 - 実弥が弥実になっていますけど…。 (2020年6月7日 16時) (レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅零(プロフ) - ルルさん» ありがとうございます! (2020年4月11日 13時) (レス) id: b3668553b4 (このIDを非表示/違反報告)
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