隠しの人:零 ページ4
A「さぁ、任務任務っと…」
私は鎹鴉の案内で、森の中を木の枝から枝へと飛びうつって進んで行く。
鎹「カァー!カァー!西南東、西南東に迎え!」
A「おっけ〜。西南東ね。」
鎹鴉の掛け声によりスピードをあげる。
太陽が隠れる。
A「…そう言えば、鬼の妹ちゃん見るの忘れた〜。まぁ、いっか。あの炭治郎と鱗滝さん、義勇が信頼したんだもん。きっと大丈夫よね。」
鎹「カァー!無駄口叩いてないでさっさとむかえぇ!」
A「ハイハイ。」
A「この辺で間違いないんだよね?」
鎹「最近ここら辺でぇ毎夜毎夜子供が消えているぅ」
A「…でも、もう終わってる感じだけど…」
辺りは血の海になっており、隠しが何人か作業をしていた。
A「あの…鬼は… 」
隠「あぁ、それなら通りすがりの鬼殺隊員二人が倒しましたよ雪柱様。」
A「そうですか!すごいなぁ。柱が呼び出されるような鬼なのに二人で倒しちゃうんだもん。会ってみたいな。…あっ。どういう姿でしたか?羽織は…」
思い付く限りの質問を隠しの人にぶつけていく。
隠「えっと、二人とも狐の面をつけていて…っていうか、錆兔様と真菰様です。」
A「あぁ。なるほど。あの二人か…確かにあそこのコンビは最強だもんね!」
隠「はい!素晴らしいコンビだと思います!」
A「あっ。そう言えば、鬼が倒されたのって、いつ?」
隠「えっと…確か七分前位だったと思います。探されますか?」
A「うん!久しぶりに話したいな。って思って!」
隠「それなら、すぐ近くの鬼弧街の藤の花の家紋の家を訪ねるといいですよ。今日はそこで休むとおっしゃっていましたし、水柱様もいらっしゃるそうです。」
A「そうなんだ!ありがとう。行ってみる。私も今日はそこで休もうかな」
隠「是非!あそこは温泉があって、日々の疲れもとれると思います!」
A「何それ!めっちゃいいじゃん!」
隠「では、行ってらっしゃいませ」
鬼弧街まで約三分か…
錆兔たちと何を話そうかな。まずは炭治郎のことだよね…。そうだ!仕事を私と義勇に任せて、錆兔と真菰に炭治郎を稽古してもらおう!鱗滝さんの話だと最終選別にいかせる気は無いようだし!
でも、さすがに耐えきれないから錆兔にはちょくちょく働いてもらわないと…
あと、あのめっちゃ気の合う隠しの人のことと…あとは…
そんなことを考えていたら、鬼弧街についた。ついてから、少し歩いたところが藤の花の家紋の家だった。
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魑魅 零(プロフ) - 雪猫‐yukineko‐さん» いぇぇえええい!! (2020年8月5日 19時) (レス) id: b3668553b4 (このIDを非表示/違反報告)
雪猫‐yukineko‐(プロフ) - とある雪柱の日常【鬼滅の刃】 ついに完結…!! (2020年8月5日 19時) (レス) id: 66ded389aa (このIDを非表示/違反報告)
魑魅 零(プロフ) - 癒し系猫さん» あぁ!本当だ!御指摘ありがとうございます (2020年6月7日 16時) (レス) id: b3668553b4 (このIDを非表示/違反報告)
癒し系猫 - 実弥が弥実になっていますけど…。 (2020年6月7日 16時) (レス) id: 5f340e67e1 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅零(プロフ) - ルルさん» ありがとうございます! (2020年4月11日 13時) (レス) id: b3668553b4 (このIDを非表示/違反報告)
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