僕の彼女がドMになってくれない件2【五条悟】【呪術廻戦】

気になるから、さ ページ10

『はーおかいもの楽しかったぁー!』


「そっかーそれは良かった良かった」





だいたい家を出てから十時間くらいして、僕たちはやっと家へと帰ってきた。僕たちはそろって「『はぁ─』」とソファにボフンと腰かけた



流石に今日は僕も疲れたなぁー…



ちなみに、あれからAは自分の気に入った服を大人顔負けに爆買いし、気付けば全部で二十着くらい服を買っていた。


そして買った後に『これでAももっともっとかわいくなれるかな!?』となんとも無邪気な事を言っていたので僕はなんともホッコリとした気分になった。


ちなみにその後僕も服が欲しくなったのでとある行きつけのお店に行って、だいたい総額百万くらいの服を買ってきた。え、何をそんなに買ったのかって?いやでもそんなに服の枚数は買ってないし、これが僕の平常運転だけど…



なんか革ジャンと革靴、ジャケットとか買ったらいつの間にか百万いってた、そんな感じ



会計の時Aが『0がいち、にー、さん、しー、ごー、ろく、なな…こんなすうじみたことない…』って言ってたのが印象的だったなぁー…目が点になっててさ笑


そんでその後はゲーセンに行ってぬいぐるみ取ってきたり。休憩がてらアイス食べたり。あとは昼夕と外食してきたり。いやぁーお子様ランチ食べてるAがなんか幼くて可愛かったなぁ


それなりに満喫することが出来て、僕もいいリフレッシュとなった。





「ふー…A、今日は楽しかった?」


『うん! さっきもいったけどたのしかったよ! おれいにAがきょうかったオニューのおようふくでこんどふぁっしょんしょーひらいてあげるよ!』


「お。じゃあその時は僕も混ざっちゃお〜」


『あ、あのぜろがいっぱいあったおようふくで?』


「ククッ、さぁどうでしょうねー?」


『ずるい! そんなのAがまけちゃうじゃん!』


「僕がカッコ良すぎてね」


『もー! いいもん! Aもかわいいおようふくでさとるにぃにたいこーするもん!』





そう言ってプウッとリスみたいに頬を膨らませるAちゃん。拗ねてるのも可愛いなんて卑怯以外の何物でもないよホント


…ま、でもさ


…さっきショッピングモールで聞いた言葉


あれが、僕の考えている文体と似通った意味ならば




…この子は、記憶を失ってなんか…。





「Aちゃん」



『ん?なぁに?』






…。




「僕に隠し事してない?」





『……え?』





疑問の種は徹底的に潰す


…だから問い詰めます。

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