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【過去】
とある名家の令嬢として生を受けるも、過去に厳しい教育がトラウマとなっており、マナーは人と接しているうちに、勉強はそのうち家庭教師を雇えば良いと考えた両親を持つ。そのため、厳しい教育は受けることなく一人娘として甘やかされて育つ。
そのまま何不自由なく、好きなことだけをして育ってしまったため、わがまま放題となってしまい、仕えている人たち全員を困らせることとなった。
そんなある時、彼女は勢い余って家臣の1人を階段から突き落とし殺してしまう。しかし、その家臣は天涯孤独の身であった孤児を拾って育てた人物だったため、殺人を隠せるのではないか。ということになってしまい、娘の経歴に傷をつけたくない両親によってもみ消される。
もみ消されたことにより、彼女の中で殺しは悪いことではないという新たな知識が生まれてしまい、その後嫌なことがあれば家臣を殺すようになってしまう。
もちろん、その中には家族のいる者もいたため、すぐに訴えられるも、賄賂やその家族共々葬ったりと、どんどん家族で罪を重ねていったため、やがて家臣が全員離れ没落する。
彼女だけでも、生前、50人以上殺めることになる。
そんなある時、屋敷が鬼に襲われるも、『両親はどうなってもよいから私を助けて』と鬼に命乞いをする。もはや、彼女の中では両親さえも殺人の対象となっていた。
その鬼というのが鬼舞辻無惨であり、両親を捨ててまで生に執着する泥沼の姿を気に入られ、鬼となる。
鬼となってから人間時の記憶は失ったが、今でも人を殺すこと、食べることに対し罪悪感は微塵も感じることなく過ごすこととなる。
だが、今はもう既に無惨からの関心は失ってしまっている。また、彼女が下の位が嫌いであることから、十二鬼月という上位の位に入ることを目指しており、初めて自らで努力している。(努力といっても、食事なのだが)
いつかは無惨も超え、鬼の頂点に君臨することを夢見ている。
【好き】ブリオッシュ、下から目線の人
【嫌い】上から目線の人、鬼殺隊、説教、否定されること
【得意】逃げること
【不得意】集中すること、我慢すること
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作者名:魑魅 零 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/BNGUKMT/?
作成日時:2023年8月21日 19時