迷犬鬼殺【CS集】 (ページ29)

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【呼吸】

儚の呼吸

壱ノ型蜃気楼(しんきろう)

刀の刃を相手に向け、その刃に移る相手自身と目を合わさせる。その後、反射し屈折した光は首を捉え、屈折光をなぞって首を切り落とす技。

使用した際に刀が強烈に輝いて見え、斬られ味は痛みよりも暑いの方が強いらしく、消えるまで酷く焼けるような思いをするらしい。

弐ノ型玉響(たまゆら)

速さ極振りの技であり、全神経を足に集中させ一気に解放する雷の呼吸の大元を受け継いでいるが、雷の呼吸のスピードには及ばない。

しかも、速さに全神経を集中させるためイノシシのようなものであり、攻撃は一直線であるため見切られて避けられたら終わりである。

使用した際は、刀が淡く光り、雷が薄く刃にまとわりついて見える。

参ノ型覡(かんなぎ)

突き技。

全神経を腕に集中し、突き刺した際の衝撃とともに鬼の首を消し飛ばさせる脳筋技。雷の呼吸の神経集中を参考にして作り出しているが、2回連続で使用すると筋肉が壊れ治療に時間がかかってしまうため滅多に連続使用は行わない。

使用した際に刀の刃の先の方だけが強烈に光って見え、刃のまわりには薄い煙がまとっているように見える。

肆ノ型まほろば

基本形は壱ノ型・蜃気楼と同じであるが、水の呼吸の干天の慈雨と同じように痛みなく鬼の首を切り落とすことができる技。

まほろば、その名の通り今後地獄へ落ちる鬼に、きっといい所。と希望を与えるということが名前の由来であり、鬼に対して同情した際に使用するが、鬼殺隊員の前で使用することは避けている。

伍ノ型摩天楼(まてんろう)

弐ノ型・玉響と、参ノ型・覡を同時使用する技であり、体を壊す一発技であるが、その分スピードとパワー双方を兼ね備えた儚の呼吸最終奥義である。

参ノ型・覡と違い、使用回数関係なく1回でアウトであり、足と腕両方を壊すことになるため、1人の際に使えば帰ることが出来なくなるため使い方によっては死に一直線である。

使用した際には、刃全体が淡く光り、先だけが強烈に光って見える。また、雷が刀全体を巻くように、切りかかる際に相手を覆いつくすように見える。