迷犬鬼殺【CS集】 (ページ11)

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【過去】

武家だとか、裕福な生まれなどではなく、極々普通の家庭に生まれ育つ。だが、物心ついた時に親が鬼に喰われてしまう。幸い、駆けつけた悲鳴嶼行冥に助けられたため、家族の中だけで彼女だけ助かる。

その後、鬼の存在を知った彼女は鬼殺隊に入りたいと悲鳴嶼行冥に志願。ただし、理由は鬼に両親を殺されたからではなく、鬼という存在に人類が脅かされているから。人類の敵だと思ったから。であり、両親が親に殺されたからではなかった。

もともと、両親が人間が頂点という考え方をしていた人物であったため、幼少期より洗脳なみの教育を受けてきた身として偏った思想が構築された。しかし、物心ついた時からそう経たない間に他界したため、少し両親の思想とは解釈違いのまま育つ。

そのため、人類が頂点ではなく、人類が尊いという究極思考にたどり着いた。生まれた時からの英才教育であるため、今からこの思想を直すのは不可能に等しい。

しかし、その性格であったため鬼殺隊で柱まで上り詰めることができた。

悲鳴嶼行冥からの試練には、持ち前の才能で頭を使うことなくゴリ押しで達成したため、その才能を見込まれ岩の呼吸の育ての元へ送り届けられる。

訓練中にも、いくらか手合わせをお願いしたりしてお世話になっている。

最終選別時には、育てのモーニングスターを借りたため、刀を振るう剣士たちの中に混じり鉄球を振り回したことにより、同期の間に逸話を残す。

その後悲鳴嶼行冥との関係が途切れる。

胡蝶しのぶとカナエよりも先に悲鳴嶼行冥の元で世話になったため、2人は妹弟子にあたるが、その肩書きだけであまり関わりは持っていない。

十二鬼月は倒したことがなく、鬼を五十体撃破したことにより柱に昇格している。

悲鳴嶼行冥とは柱昇格時に再開し、それ以降もたまに手合わせをしてもらっているが、互いが互いに鉄球を振り回し、周りがえぐり取られるためあまり行わない。

剣の扱いは、育てから習ってはいるがどうも軽すぎて扱いにくいらしく、不得意である。しかし、もし自身の手からモーニングスターが離れるようなことがあっては困るため、密かに練習している。

【好き】人類、海

【嫌い】人間以外のもの

【得意】モーニングスターの扱い、力技

【不得意】頭を使うこと、人の心情を読むこと、刀の扱い