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・お悩み相談 ページ7

(合宿…か、)


鷲匠先生から合宿の提案をされて数日後。
そろそろどうするか決めないといけない

そもそもマネージャーの経験もない私が合宿になんて行っても迷惑なだけじゃ…

どうしよう…


瀬見「どうした?凄い顔してるぞ」


『あ、瀬見さん…』


廊下の窓にもたれるように項垂れていたら微笑みながら声をかけてくれた


『合宿の事で悩んでて…私なんかが行って迷惑じゃないですかね?』

瀬見「あー、その事か。

…桜井は責任とかよく言ってるけどさ、
1回そういうのナシにして気楽にやってみたらどうだ?

それでお前が続けたいって思うなら俺らも歓迎するし無理なら断っていいからな!」

『…確かに、そうですね!ありがとうございます』


さっきまでモヤモヤと考えていた事がまとまって答えがでた


『私、合宿行きます!行かせて下さい!』


瀬見「おう!あ、それと…」


合宿の件を鷲匠先生に伝えようと職員室に行こうとしたところを瀬見さんに引き止められる


瀬見「_お前は自分で思ってるより凄いやつだ
気も利くし、周りもよく見てる…だから、

もっと自信持てよ!ま、俺が言っても説得力ないかもだけど」

『……へへっ、ありがとうございます!!

瀬見さんにそう言って貰えるなんて嬉しいです!』


笑ってそう言うとピシッと先輩が固まった


『?どうしました?』

瀬見「いや、うちの後輩にもこの素直さを見習って欲しいわ」


確かに白布くんとか川西くんは素直じゃなさそうだもんね、
あ。でも五色くんは後輩!って感じがすっごくする


そしてお互いに手を振って別れた


天童「英太くんカッコイ〜!」

瀬見「げっ、天童…」

天童「桜井ちゃんの事可愛いって思ったんデショ。うちにはあーいう子いないもんネー」

瀬見「まあな…あんな素直でかぁいい後輩、誰でも欲しいだろ」


こんな会話がされているとは知らず
職員室に向かい鷲匠先生に合宿の旨を伝えた

・合宿開始→←・合宿



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作者名:鈴蘭 | 作成日時:2023年1月9日 14時

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