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リビングに戻るとユンギオッパがムスッとした表情で酒を呑んでいた。
『ユンギオッパ、どうしたんですか？そんな一気に呑んだら酔いがすぐにまわりますよ』
YG「……うるさい」
ゴクゴクとお酒を呑むユンギオッパ。酒を呑む勢いが尋常じゃない。
『一旦落ち着きましょう。ほら、コップ置いてください』
YG「大丈夫だってば。湊も呑む?」
『まだ未成年なので無理です』
YG「えー、美味しいのに……」
ダメだ、酔ってる。
『ユンギオッパ、水を飲みましょう』
さっきとは別のペットボトルのキャップを開けユンギオッパの口元へ運ぶ。
『ほら、お水飲んでください』
YG「やだ」
頑なに水を飲もうとしない。
『ユンギオッパ、水を飲んでください』
YG「やだ。湊が飲ませてよ」
『は？』
YG「だーかーらー、湊が口移しで飲ませてよ」
『え……。でも、テヒョンオッパがなんて言うか……』
テヒョンオッパを見ると完全に出来上がってる。
TH「湊〜、やっちゃえ〜」
あ、ダメだこりゃ。
ほかに助けてくれる人を探して周りを見渡すが皆大人組の対応で助けてくれそうにない。
YG「ほら〜、早く〜」
『はぁ……』
どうせ明日には忘れているだろうと覚悟を決めてユンギオッパの口元へ口移しで水を飲ませる。
ゴクッと音がする。無事嚥下したようだ。
『ほら、ベッドに行きますよ』
支えながらベッドへ運ぶ。
『おやすみなさい』
YG「……zzz」
スヤスヤと寝息が聞こえる。寝るの早いなぁ。
ユンギオッパに布団をかけて部屋を出る。
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作者名：一松大好き | 作成日時：2019年8月4日 1時
