似た者同士 ページ21
、
梓祇Aside
夢「始めはただ好きだから、そんな理由で誰か他の人と話してたら嫉妬して…梓祇さんの事なんて何も理解せずに自分勝手だったんです。
でも、手紙を読んで僕も貴女と同じなんだって思いました」
私と、一緒。
こんなに嬉しいことはなくて、でもなんだか凄く合わせているのではと怖くて、
梓「…自分から書いて、渡して凄く失礼なんですけど、私仕事1番だし、友人は男性ばっかだし…なるべく皆のお誘いとか、我儘も聞きたい…だから、他の“普通”なお付き合いは、できな…い」
何で、泣くかな…もう、弱いやつ
夢「“普通”じゃなくて良いじゃないですか、そもそも僕ら2人は普通な仕事をしていないし…w。
それに、知ってますもん、梓祇さんが周りの方をとても大切にしているのも…勿論嫉妬しないわけじゃないですよ！仲良いなって、友達なのに距離近いなぁとか…でも活動している顔も、友達に見せる顔も、僕ら後輩に優しく寄り添う先輩の顔も、全部好きで…大切にしたくて」
それ以上に、何かを言ってくれる…それだけで私は貴方を好きになれて良かったし、本当に、
本当に＿＿
夢「愛してる、し…これからも愛したいって思ってます。もっと我儘言ってください、2人で、これからもっと分かり合いましょう」
梓「っ……ふっ…w、ほんっと私、人に恵まれたなぁ…。
……………、よろしくお願いしても良いですか…こんな私だけれど」
夢「もちろんです、こんな僕だけど…よろしくお願いします」
…きっと私の意識の変化は遅いけれど、けど
大丈夫…だね。
夢「でも初めての発見です」
梓「へ？」
夢「あぁいや、そんなに感情を出してるのなんて想像もつかないから…しかも泣き顔なんて」
………………た し か に
梓「あまり、後輩に見せたくないんですけれど…どうしても、こう緊張し過ぎたりすると泣くんですよね」
夢「…………可愛い」
梓「っ、！…………急に、なんですか」
夢「事実にすぎませーん」
梓「絶っっ対認めない」
夢「認めなくても言い続けますー！」
急に本性表し始めて…くっそ、…あ！
梓「……知ってますか、そのキーホルダーのこと」
夢「何ですか？」
梓「それ、渡した人と幸せになれるジンクスがあるんですって！」
夢「え」
梓「嘘♡」
夢「ちょっと？！」
梓「あははっ。ま、幸せにはするんで任せて下さいw」
夢「っ、……もー！」
.
【切り抜き】なんだか近頃機嫌がいい梓祇と夢追と星川【にじさんじ/梓祇(名前)/夢追翔/星川サラ/#Signal】→←使命
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作者名：切見四季 | 作成日時：2024年1月27日 23時
