思い出の場所 ページ18
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夢追翔side
梓「はぁ〜美味しかった…。本当に、ご馳走様でした！」
夢「こちらこそ、喜んで頂けたようで何よりです」
正直思った以上にいつもは見ないような梓祇さんを見たからむしろこっちがありがたい。
梓「……あの、少し遠いのですが私の行きたい所行っても良いですか？」
夢「！はい、大丈夫ですよ」
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梓「…あ、お疲れ様です。すみませんこんな時間まで開けていただいて」
「いやいや、むしろもう少し遅く来ると思っていたので大丈夫ですよ。全体は見えるようになってるのでお好きなようにお使いください」
梓「お気遣いありがとうございます。説明は着いたらしますので、行きましょうか」
夢「あ、はい」
着いた場所は少し古びた中くらいのライブ会場。
多分話してたのはここの管理人さん…だと思う。
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夢「うわぁ…凄い、圧巻ですね」
梓「ですよね。…ここ私が、と言えば語弊が生まれますが…MEIKO達が初めてリスナーさんの前で歌ってくれた場所なんです」
夢「え、そうなんですか？！…てっきり最初から大きい場所かと」
梓「あっはは！まぁ、私が初ライブを行った頃にはミクのライブも開催されていましたからね。私が臆病なのは知っての通りだと思うんですけど私の曲だけで大きな会場を埋めるのは難しいですし最初は小さな場所からみんなで成長したいという思いからここに決めたんです。
…後、これは誰にも言ってないのですがここは私のライブ以降使われてないんです」
夢「…偶然ですか？」
こんな質問は間違ってるかもしれないけど、でも…貴方のその哀しそうな目は偶然ではない気がして。
梓「…、よく気付きますね。依頼されたんです。『最初で最後のライブをするならうちでやってくれませんか』と、初めは『最初で最後』の意味が分からなかったのですがライブを終えその後に管理人の方からお話を聞いてやっと理解したんです。
……『このライブ会場の最後を飾るライブをしてくれませんか』って言う意味なんだなと」
夢「僕が聞くのもあれですけど、結果はどうだったんですか」
梓「…上々でしたよ笑！だから、そのお礼っていう体で度々こうして来てるんです。実は元々この日に来る予定だったんですけど夢追さんなら良いかなーって思って」
それは、特別って意味で捉えて良い…の？
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切見四季(せつみしき)(プロフ) - 夜桜さん» コメントありがとうございます！ご満足いただけるようにこれからも頑張ります！！ (10月26日 12時) (
レス) id: f43de1d4a3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - すごく好きです！これからのお話も楽しみに待ってます！！ (10月26日 11時) (レス) id: c807065baf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：切見四季 | 作成日時：2023年10月10日 7時
