お返し ページ13
、
夢追翔side
夢「うﾞーーー……………っだあぁ！！」
全く思いつかない！！
この間貰ったバレンタインのお返しをしたいのに、思いつかない…
夢「動画漁ろ…」
.
.
.
夢「やっぱ好きだなぁ…」
リスナーに見せる笑顔も、同期の皆さんに見せる笑顔も、後輩に見せる笑顔も、…雰囲気は違えど梓祇さんでとても綺麗だ。
誰とでも仲良くなれる距離の詰め方に、歳にそぐわない子供らしさに、どんな相談も真摯に応えるその優しさに、まだまだあるけれどきっと「顔」だけじゃない、彼女の「性格」に惹かれたんだ。
だからこそ3倍とまでは行かなくとも、せめて彼女が喜んでくれる何かを渡したい。
夢「少し、相談してみるか」
3人寄れば文殊の知恵とも言うしね。
.
.
.
社「で、俺と社長を呼んだ訳か」
夢「いや、俺も女性に聞いた方がいいとは思ったよ？でも、この俺のコミュ力でどうしろって言うのさ！」
加「まだ社さん何も言ってないですけどね…笑」
社「はぁ〜、梓祇さんのお返し…って事は違うやつ貰ったんだ」
夢「変な所で洞察力発揮しないでください！」
加「あの人なら思いがこもっていれば大丈夫だと思いますけどね」
夢「でも、それが思いつかないんだって」
社「…あ、飯誘えば？ゆめおの奢りで」
加「あぁ！ならば話も弾みますしその勢いで連絡先交換してはいかがですか？」
ご飯…確かに、良いかも…………
夢「…え、連絡先？！？！」
社「おー元気なこった。ま、確かに社長の言う通りだな。距離感縮めて連絡先交換してこい」
夢「えー…それは個人的に良い案だけど連絡先か」
加「もう少し積極的になっても良いと思いますよ？誰かに越されては元も子もないですし」
確かに…
夢「……ありがとう、誘ってみます」
社「ww、良い結果待ってるぞ〜」
加「陰ながら応援してます笑」
.
.
.
っはー…よし、送るか…
───────────────────────────
既読[お疲れ様です。突然で申し訳ないのですが、3月14日って空いてますか ？]
[空いてますけど…何か？]
既読[良ければその日、ご飯行きませんか ?]
───────────────────────────
なんなら作者の感想も要らないのでは…？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 524人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
切見四季(せつみしき)(プロフ) - 夜桜さん» コメントありがとうございます！ご満足いただけるようにこれからも頑張ります！！ (10月26日 12時) (
レス) id: f43de1d4a3 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - すごく好きです！これからのお話も楽しみに待ってます！！ (10月26日 11時) (レス) id: c807065baf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：切見四季 | 作成日時：2023年10月10日 7時
