16 おーおーまじかよ ページ18
.
ヴィラン、というモノ自体が軽いトラウマだった
ほんとにほんとに幼い頃、
まだ、自分の名前すら聞かされてなかった頃、
幼い俺から、全てを奪ったそれが。
だから爆豪くんと切島くんがワープゲートのところに行くと言ったとき、やっぱり嫌な感じがして、
思わずついていくと言ってしまった
まあ言ってしまったものは仕方がない、と座っていた瓦礫の山から飛び降りる
と、突然携帯を繋いだヘッドフォンからなる呼び出し音に思わず動きを止める
…勘弁してくれ
無視も出来ないので、
渋々ヘッドフォンをかけ、通話ボタンを押す
「もしもし？」
『もしもし！！？A！！？！？』
「おん。A。
どったのみーちゃん先輩。そんな慌てて、」
『みーちゃん言うな』
『俺は男だ！』と怒るみーちゃん先輩相変わらず元気ですなー
そしてそんな俺の様子を変なモノでも見るような目で眺めている爆豪くんと切島くん。
まあそうだよね。側から見たらヘッドフォンつけて1人でブツブツ喋っている変な人だもんねハズカシー！！！
話が進まないので未だ耳元で『おい！？聞いてんのかA！！おい！』と怒っているみーちゃん先輩をなだめる。まあまあ。
「あの、先行ってて？」
「あ？」
「ちょっと疲れちゃって、休んだら行くから」
頼む！！騙されてくれ！！！
と、若干不機嫌そうな顔をしながらも「…分かった」と2人は行ってしまった。あ、爆豪くんに凄い勢いで睨まれたこれ後で爆豪くんにシバかれるパターンだわ怖い。
爆豪くんたちが完全に見えなくなったところで話を再開する
「で？」
『あ？』
「どうしたの？俺に仕事？」
そう聞けば言い淀むみーちゃん先輩
なんだよ、
『お前今ヴィランと戦っただろ』
「何故それを…まさか！ストーカー！！？」
『じゃねぇよ！！！』
「分かってるって…で？」
『その中に4級ヴィラン2体と3級ヴィラン1体がいる』
「え、嘘、」
『嘘じゃねー』
そんなことを話している間にも3体が立ち上がり近づいてくる。…ックソが。やられたふりをしていたのか。
17 お仕事だからしょうがないよねぇ！！！→←15 行くな行くな行かないで連れてって
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 136人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
かまぼこ96%(プロフ) - ぽっぽーさん» ああああっっっ！！すいません間違えてました！！！教えてくれてありがとうございます！！！！！ありがとうございます！！！！！！！！！ (2016年8月10日 15時) (
レス) id: 87e8a0fa56 (このIDを非表示/違反報告)
ぽっぽー - おもしろいです!!続きが気になる! （３１の夢主ちゃんのセリフで�倏�豪�瓩箸覆辰討い泙垢�、�倏�業�瓩任呂覆い任靴腓Δ�?） 次の更新を楽しみにしています♪ (2016年8月10日 13時) (レス) id: b628f2a1bc (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ96%(プロフ) - 殺喜さん» ありがとうございます！！！そう言っていただけてとても嬉しいです！頑張ります！ (2016年6月14日 7時) (レス) id: 87e8a0fa56 (このIDを非表示/違反報告)
殺喜 - すみません、初めて！→はじめましてって打ちたかったんです。誤字りました(−−;) (2016年6月13日 6時) (レス) id: 27fcdf1dfb (このIDを非表示/違反報告)
殺喜 - 初めて！続きがきになります、夢主ちゃんのキャラがいいですね！好きです！更新大変かと思いますが頑張ってください！応援してます！ (2016年6月13日 6時) (レス) id: 27fcdf1dfb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かまぼこ96% | 作成日時：2016年5月29日 20時
