蛇姫様の夢の話【続き】 ページ38
ハンコックが銃口が自身に向いていることに気づく。
しかし、もう遅かった。
""撃たれるーー！！""
そう覚悟した時、銃声が鳴り響いた。
それと同時に、SP達も銃の引き金を引いた。
しかし、いくら待っても
その弾は、3人には届かなかった。
目をつぶっていた3人は、ゆっくりと目を開けた。
すると、目の前に、"何か"がいた。
これは？
巨大な、青い、壁？？
だがよく見ると、そこには綺麗な銀色の毛と、美しいウロコがあった。
その"何か"は、ハンコック達を庇うように
突然天竜人と3人の間に割って現れた。
見上げると、それの高さはとてつもなく高い建物の天井ギリギリまであった。
驚きの余り、声も出ない。
最初に声を出したのは、突然現れた"何か"だった。
巨大生物【おいおい…天竜人。何をしている？？】
3人((し、喋った？！))
天竜人「な、何だ貴様…！！
(何故だ？？確かに撃ち込んだハズだえ！それに、何処から現れた？！)」ｶﾞﾀｶﾞﾀ
3人に背を向けているそいつは、答えた。
巨大生物【私か？私は…"蛇神"だ。】
全員((蛇神?!!))ｻﾞﾜｯ
蛇神と名乗るその大蛇は、ゆっくりとこちらを振り返った
ハンコック(目を閉じてる…？？)
蛇は普通、まぶたは持たないはず。
なのにコイツは、目を閉じている。
蛇神と名乗り、蛇の姿をしてはいるが…
本当に…こいつは蛇なのか？
蛇神【LEKA(癒し)】
そう呟いた途端、サンダーソニアの足の傷が光に包まれ、数秒で完全に治った。
信じられない。
蛇神はニコッと笑い、話しかけてきた。
蛇神【よく頑張ったな、お前達。
来るのが遅くなってすまない。
だが、もう安心していい。
お前達の背中は私が守る。
外に出たら、そのまま東の海岸へ行け。
分かったか？
分かったなら、振り返らずに走れ。】
3人はコクコクと頷いて、再び出口へと駆け出していった。
3人の背後から、再び銃声が聞こえる。
天竜人「何故だえ！何故当たっているのに傷一つ付かないんだえ！？」
焦る天竜人の声。
蛇神【銃？そんなもの私の体には効かんぞ？
私の体に触れた瞬間、猛毒液で溶かしているからな。】
天竜人「も、猛毒？！」
蛇神【そうだ。ああ、それと1つ。
今から3分間で私は全力でここを暴れるからな。
死ぬ前に来世は可愛くなれる様に願っておけ】
そう言った瞬間、物凄い風が起こり、
天竜人の悲鳴が聞こえ、
やがてその声は消えた。
ハンコック達は出口に着いた。
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男蓮 - は？うまいやん？すげ (2021年9月8日 20時) (
レス) id: 4c1fa166fb (このIDを非表示/違反報告)
桜坂小月夜(プロフ) - お初です！！蛇もコラソンも、ドフラミンゴもめっちゃうまいです！話も面白いし、貴方は神か？！！と思いました！コラソン結構好きなのでこの話で生き残って（？）くれてとてもよかったです！！ (2020年4月21日 21時) (レス) id: 5a89b02b98 (このIDを非表示/違反報告)
煮物 - イラスト見た時うまっっ！？ってなりました。顔もメチャクチャ上手かったです！ (2020年3月14日 18時) (レス) id: a01bcb1263 (このIDを非表示/違反報告)
nm(プロフ) - 顔文字があってもなくてもこれからも愛読させて頂きたいです！こんなんだしのくだらない意見で夜星詩様の描かかれる意欲が削がれなければ幸いです。これからも応援させてください！本当にこの作品大好きです。 (2018年12月1日 19時) (レス) id: 9de5e04be9 (このIDを非表示/違反報告)
nm(プロフ) - いえ！私としては、作者様は十分表現力があってとても想像しやすいし感情移入しやすくて大好きです。顔文字も夜星詩様の小説の書き方ですし……言った私がなんですが無理に減らさなくて大丈夫です！表現力ですごくて綺麗な小説なので、 (2018年12月1日 19時) (レス) id: 9de5e04be9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜星詩 x他1人 | 作成日時：2018年5月4日 0時
