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分かってくれると思ったのに・・・
光希ちゃんは、ぐずぐず泣き出してもうた。
いつも明るいし、サバサバ女子代表みたいに、
会社では振る舞ってるから、
ほんまにびっくりや。
「ごめん。ごめんな？」
何回も謝ってるねんけど、
泣き止んでくれへん。
好きな子ちゃうし、抱きしめて、
落ち着かせてやったりも出来ひんやんか。
ほとほと困り果ててたら・・・
いきなり、ぎゅうって抱きついてきて、
「うわっ」
思わず、突き飛ばすみたいにしてもうた。
あんまりにもびっくりしてんもん。
「ひどい・・・」
「ご、ごめん。
けど、彼女おるし・・・
こういうんは、困るから」
年明けからも一緒に働くわけやん。
本気でまいった・・・
視線、感じて、振り返ったら、
Aが莉子ちゃんとマルと、
控え室のそばに立ってた。
光希ちゃんが、Aを見て・・・
「これで終わり」
短く言うてから。
急に、強引にキスしようとしてきた。
今度は驚き過ぎて、
身体が硬直してもうて、
身動き出来ひん。
ほんの一瞬。
唇のあたりに何か、当たったような、
違うような。
光希ちゃんが、
ふふって笑った。
「私には、他に相手はいくらでもいるから。
どうぞ、Aと仲良くね」
そう言い残して、俺の肩を押しのけるようにして、
歩き出す。
傷付いた顔してるAの隣、通る時。
「ヤスくんとお幸せにね。
私はもういいや。
もっと高身長で高収入で、
高学歴な男を探すから」
にこって笑って言うねん。
A、なんも答えられへんなってるねん。
衝撃がでか過ぎるみたいや。
そのまま、光希ちゃん、駆け出して、
行ってもうた。
マルが、その場の空気を変えるように。
「章ちゃん、お疲れ様。
めっちゃかっこよかったわあ。
実は俺もな、
大学時代、ベースやっとってんけど。
なんか懐かしなったわあ」
無理に明るく言うてくれた。
「ほんと、すごかった。
途中、章ちゃん、違う人に見えたもん。
Aが一晩で好きになったんも、
しょうがないかも」
莉子ちゃんが、そう続けて言うたら。
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みき(プロフ) - ここ数日ひたすらfoolさんの過去作品を読み返してます♪やすくんのStreet Blues、同い年の2人の甘々でキュンとするお話で、恐らく3回以上は読ませてもらってるんですが何度読んでも良いです\(//∇//)\幸せです〜！！ (2020年11月21日 17時) (
レス) id: eb998853f9 (このIDを非表示/違反報告)
ちびこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！ふわふわしてキラキラしてキュンとするお話が読めて幸せでした(〃ω〃)ありがとうございました！そしてやっぱり章にお前って言われるとズキュンときます笑 (2017年12月15日 0時) (レス) id: c8cbc66caa (このIDを非表示/違反報告)
えぬ(プロフ) - 完結おめでとうございます、お疲れ様でした。リクエストに答えていただきすごく嬉しかったです。引き続き大倉さんのも読ませていただきます(^o^)またぜひ安田くんメインの書いてください！ (2017年12月14日 16時) (レス) id: 0e23a7d5b0 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - foolさんこんにちは ^ ^ 安田くんver 完結おめでとうございます〜！ 楽しみにしていたので完結ちょっとさみしいです(T_T) 安田くん作品しか普段読まないのですがfoolさんの作品他にも読んでみたいなって最近思ってます、、foolさんのオススメあったら教えて欲しいです！ (2017年12月14日 12時) (レス) id: 54232d21a3 (このIDを非表示/違反報告)
ま(プロフ) - 完結おめでとうございます！！終わってしまったのは寂しいですが、すごく大好きなお話なので何回もまた読みにきます！たくさんのキュンキュンをありがとうございました！新しいお話も楽しみにしています！お疲れ様でした(^_^)！ (2017年12月13日 23時) (レス) id: 7dc85a5419 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：fool x他1人 | 作成日時：2017年12月4日 8時
