すとぷりの大切な紅一点【８】

久しぶりの再会 ページ22

ころんside






みんなで予定を合わせて、柚の実家までやってきた








多分、柚はここにいるだろう






もし、戻らないと言われてしまったら…









そんな思いもありながら僕はインターホンをそっと押した









しばらくして空が出てくる








目を丸くさせていた







そりゃあこんなに人来たら驚くよね









空「お姉ちゃんー」





『なにー』









そして、僕が聞きたくてたまらなかった声が聞こえた









柚も空と同じように目を丸くさせる







こ「久しぶり、柚」







『久しぶり…』







な「良かった、元気そうだね」







『めっちゃ元気だけど何かあった？春樹先輩たちもいるし…それに浦島坂田船さんまで…』









セ「俺らは柚ちゃんをすとぷりに連れ戻すのに協力しとるんや」








『私をすとぷりに…?』







ジェ「手紙も全部読んだ。どれだけ辛いかもよくわかる。でも俺らには柚が必要なんや…」









まふ「僕たちも、柚ちゃんがいなくて悲しんでるすとぷりを見てるのは心が辛いよ…」








『でも、私はすとぷりを守りたい…それに私が戻ったらすとぷり以外のみんなまで巻き込んじゃう…』









坂田「俺らはそんなん全然気にせーへん。」







『それでも嫌なんですっ…!!大切な人が傷つくのなんて見ていられるわけないじゃないですかっ…』









こ「…みんな、ちょっと２人にさせてもらっても良い？」









天月「うん。」






ジェ「じゃあ俺の実家行こ」








そう言ってみんなはジェルくんの実家に向かった









僕は柚の手を握って柚の実家に入らせてもらった

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