すとぷりの大切な紅一点【８】

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るぅとside






ころちゃんが柚の家に走っていったあと、僕たちの雰囲気は最悪だった









何も話さず、ただ黙り込んでいるだけ









その時









こ「…」








る「…ころちゃんっ！」






ころちゃんが帰ってきた






でも隣に柚はいなかった







莉「ころちゃんっ、柚はっ…」







こ「ごめん、ほんとにごめんっ…一緒に帰ってこれなかったっ…」









ころちゃんはそう言って泣き崩れた






さ「柚は…」






こ「皆を守りたいって…みんななら大丈夫だって言ってっ…」









僕は連絡してみたけど既読という文字だけが表示されているだけだった







ジェ「バイト先とかはっ…」







なぜかなーくんが永島俊さんの連絡先を持ってたので連絡してみると







俊「“それが…辞めるって言ってそれっきり連絡取れなくて…”」









まふまふさんにもそらるさんにも天月さんにも浦島坂田船のみなさんにも藤川真澄さんにも連絡を入れたけどみんな知らないらしい









莉「なんでいきなり…」








莉犬がそう言うところちゃんがかばんからある手紙を取り出した






こ「これっ…机の上にっ…」








その手紙の中を見た時。僕たちは固まってしまった

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