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『着いた……！』
夢の中でロンジュンのことを思い出しながらぐーぐーと寝ていたので若干寝ぼけているけどやっと着いた。
久しぶりの故郷。時々帰ったりはしてたけどコロナの影響もあってなかなか帰れずにいた。
マンションは今日から入れるみたいなので荷物を先に置いてから実家に一旦顔を出すことにした。
『ただいま〜』
｢おかえり〜｣
お母さんがご飯を作ってくれたみたいであと少しでお父さんが帰ってくるからそれまで待ってて〜と言われ、部屋で一旦待機することに。
ドアを開ければすぐ目の前にロンジュンポスター。
彼を忘れるために済州島に来たのにこんなにロンジュンに囲まれてしまえば意味がないなと感じながら懐かしの部屋を探索する。まぁ、探索といっても狭いし、ほぼNCT関連だけど。
私が大学に入学するまでの間に学生の少ないお金の中で集めたグッズ達。
お小遣いだけじゃさすがに足りなくてバイト禁止の校則をバリバリに破り、朝早くから新聞配達をして貯めたお金でドリムを追ってきた。懐かしすぎて感動するとこでもなんでもないのに泣きそうだ。
ジヒョに無事到着したと連絡をし、そのままベッドに倒れ込む。
たった1時間だったけど疲れてしまったのかそのまま眠ってしまった。
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作者名：sr | 作者ホームページ：http://koko
作成日時：2023年3月4日 22時
