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「じゃあ、済州島の方の物件だと……あぁ、ここの物件すごくオススメです！」
『内見っていつ出来ますか？』
「お時間が合うのであれば、明日でも大丈夫ですよ」
「うえ〜ん(泣)(泣)私も済州島に行く〜！！！」
『ジヒョはソウルで頑張りなさい！！』
「頑張れない〜！！」
ついにここソウルを離れる日。
大学1年生の頃からずっと一緒だったジヒョとも一旦ここで離れることに。
あんなにいやいや〜って言ってるけど実際1ヶ月もすれば彼女は忙しさで私との別れもマシになるだろう。今だって嘘泣きだし。
「じゃあね！着いたら連絡してね！！明日も明後日も明明後日もいつでも連絡してね！いや、しろ！！！するんだ！気合いだ!!」
『はいはい〜連絡しますします〜』
「しろよ！ほんとに！絶対に！愛してるよ！」
『はいはい〜愛してます愛してます〜』
さっきまではそこまで感じてなかったけどいざ飛行機で1人で座るとすごく寂しく感じる。
たった4年間のソウルでの大学生活だったけど、自分にとってはものすごく充実した4年間だった。
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作者名：sr | 作者ホームページ：http://koko
作成日時：2023年3月4日 22時
