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『いや、待って待って！なんで私ホテルにいんの？！？！』
jm｢寒そうだし、そのままだったら風邪ひくよ！だから一旦ホテルでお風呂入らなきゃ！！｣
『いやいやいやいやいやいやいやいや、ダメでしょ』
jm｢でも今のまま、外に出たって……ね？｣
ホテルの中から外を見るとまだまだ雨は酷かった。いや、もっと酷くなっていた。
確かに日傘も壊れて、何も無い状態、しかもびしょ濡れで外を出れば明日は確実に熱が出るだろう。
それでもさすがにこんなことまで……と振り返ると死ぬほどロンジュンジェノジェミンに突き刺さるほど視線を向けられていた。
隣でマネージャーさんもうんうん頷き、もうこれは逃げられないと悟った。
女性スタッフさんの部屋があるからとそこでお風呂に入って体を温めることにした。
部屋に入った瞬間ずぶ濡れの私を見て、女性スタッフのハユンさんがあいごあいごと先程のジェミンのように寒かったでしょ〜といいながら全部準備してくれた。
『お風呂ありがとうございました！！！』
｢あ、上がった〜？ちゃんと温まった？｣
『はい！ありがとうございます！』
｢良かった良かった〜化粧水とか色々肌に合うかは分かんないけど一応あるから使って使って〜｣
突然来た見ず知らずの人にもこんなにしてくれてハユンさんを好きになるのは必然的だった。
結構シャイな私がついついハユンオンニって呼んでもいいですか！！！！と言ったぐらい好きになってしまった。
オンニ呼びも快く受け入れてくれて、幸せな気持ちでいっぱいだった時にわたしのお腹が鳴った。
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作者名：sr | 作者ホームページ：http://koko
作成日時：2023年3月4日 22時
