夏の庭 (ページ10)

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ちょっと昔の話ページ10

ボクは久しぶりに夢を見ていた

そう

あの事故の日の夢を……

──────

？「─ちゃん」

……？…だれ……

？「Aちゃん！おーきーてー！」

『……え、誰？』

？「もう、寝ぼけてるの？私は亜美だよ！」

あ…み……亜美……

『亜美ちゃん……ごめん寝ぼけてた…』

亜美「もう！Aちゃんたら……類と雷夢も待ってるから早くいこ？」

そう言って亜美ちゃんは手を差し出した

『うん…』

るい……らいむ…？誰だっけ……

ボクは亜美ちゃんに手を引かれながら歩き出した

─────

亜美「お待たせーAちゃん連れてきたよー」

？「遅いぞー！A」

？「また寝坊か……」

ツンツン頭の男の子と青のショートカットの男の子がいた

『……類……雷夢？』

類「どうした……とうとう頭までイカれたか？」

雷夢「まさか……俺たちのこと忘れたのか？」

ボクは必死に頭の中を巡らせる

亜美、類、雷夢

……思い出した……

みんな、ボクの大切な

友達の名前だ

『……あっ、ごめん、ごめん冗談だよ～ボクがみんなのこと忘れるわけ無いじゃん』

雷夢「よかった！いつものAに戻った！」

亜美「もう、一瞬私たちのこと忘れたかと思ったじゃない！」

類「俺たちのこと忘れたら呪うからな」

『……大丈夫！絶対忘れないよ！ボクたちはずっとずっと永遠に……友達だよ！』

三人「ああ！/うん！」

この時……

そうボクがまだ小さかった頃

ボクはこの世界に

永遠なんてものが存在しないことを知らなかった

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設定2

糸絡亜美 (いとがらみあみ)

年齢:9才

身長:134センチ

特徴:ふわふわの茶色の癖ッ毛で可愛いものが大好き、類、雷夢、Aのことが大好き
Aと同じで名家の娘

水城類 (みずしろるい)

年齢:9才

身長:136センチ

特徴:青のショートカットでつり目、呪いや幽霊が大好き、毒舌、冷たい性格だけどちゃんと人を思いやるときもある
同じく名家の次男

葉山雷夢 (はやまらいむ)

年齢:9才

身長:138センチ

特徴:金髪ツンツン頭で明るく元気、大切な人のためらななんでもするほどやさしく思いやりがある
ちょっとドジ
同じく名家の三男

虹咲 A (幼少期)

年齢:9才

身長:137センチ

特徴:この頃はまだ髪が肩ぐらいまであった
亜美、類、雷夢たちのことが大好き