スターチス [ ym × cn ]

# 16 ページ16

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「 .. ちねん 大丈夫 、？ 」






大貴の心配そうな声が静かに聞こえてくる






「 っ .. すごいよね 、涼介 ！ 社長だって .. っ 、」






頑張っているのにどうしても声が震えてしまう






「 思い出した 、？ 」






大貴に心配かけちゃいけないのに






「 大丈夫だよ 、心配しないで .. ？ 」

「 そっか .. 無理すんなよ 、？」







大丈夫なんて嘘だ 、







大貴には悪いけど久々に見た涼介の姿に胸が高鳴った







あの頃の感覚が蘇ってきて思わず泣きそうになってしまった






まだ心臓がドクドクと音を立てている







早く忘れなきゃ 、






せっかく思い出に出来てたんだから






僕には大貴が居る 、






僕を大切にしてくれる人が居るんだ






明日はせっかくのクリスマス 、大貴とのデートを楽しまなきゃ






聖なる夜の前夜は愛する人と居るのになんだか落ち着かなかった






早く忘れよう






そう思いながら僕は大好きな人の腕の中で眠りについた





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今日も雪が降っている






大貴は昨日僕の家に泊まり今日の朝一度家に帰った






なんでも大事な用事があるらしい






だからデートは夜の6時半に駅前のビルが建ち並ぶ大きなツリーで待ち合わせだ






今から楽しみでワクワクしている







大貴の温かさに触れ 、昨日の不安も無くなった






大貴へのクリスマスプレゼントはお揃いのネックレスにした






ネックレスの入ったプレゼンの包みを手に取り眺める






喜んでくれるかな 、







好きな人の為にプレゼントを選ぶ時間は幸せだった






ふふっ と自然に口元が緩んでしまう









それからゲームをしたり 、洗濯をしたりしていると約束の一時間前になった






僕の家から駅までは歩いて15分くらいだ






でも待ち合わせの15分前には居たいから





逆算して遅くとも6時には家を出なきゃだな






もうそろそろ支度しよ 、






ノロノロとソファーから立ち上がり服を着替えたりプレゼントをバックに入れたりと支度をすませる






気付けば家を出なきゃな時間になっていて戸締りをしっかりとし 、家を出た





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評価下がってきたので消そうか悩んでいます ..





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