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ふしゅぅぅぅという音と共に何か煙のような物が顔にかかった。


荊軻「わふっ………えっ?」

石動「ビックリした?」


車内に充満する煙が消えたと思うと目の前には石動さんではなくて…


荊軻「スッ、スターク…さん!?」


思わず大きな声を出してしまい、目の前に居てはいけない存在に手で口を塞がれた。


石動「しーっ……約束したでしょ、『仕事を全て終わらせてからファウストの基地の方で研究の手伝いをする』ってさ。」

荊軻「え、あ…ちょっ、ちょっと待ってください。」


なかなか現状が飲み込めず戸惑っていると彼、ブラッドスタークはまた元の姿…石動惣一へと戻り、話を続けた。


石動「…ちゃんと俺は約束守っただろ?正体を明かすって…で、カエルちゃんはどうなの?」

荊軻「えっと…本当に…ブラッドスタークの正体は石動さん…貴方なんですか?」


あぁ、そうだ。と微笑みかける姿は前みたく素敵だとは思うは思うが何とも言えない狂気を感じ、そして私は先程から話に出ている『約束』を思い出し、ここまで来たらそうするしかないと諦め半分で話に戻った。


荊軻「約束は約束です、ちゃんと守ります…どうすればいいんですか?」

石動「そうだなぁ…じゃあ次は俺と約束してくれる?」


にんまりとした笑顔はとても良くない事を言われるのであろうというものを感じさせた。


石動「いずれ俺は戦兎達は勿論、ファウスト…氷室幻徳を裏切り、北都へ寝返る。」

荊軻「ほ、北都へ行くってことですか……ん?氷室幻徳?」

石動「言ってなかったっけ?ファウスト、ナイトローグは氷室幻徳だって。」


私はある意味頼りの無さすぎる上司を持ったとここで実感しました。

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あず - 私もブラッドスターク大好きです! (2020年3月12日 23時) (レス) id: d5f52885e8 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - あの…お願いがありますがいかがですか? (2018年3月25日 9時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
優凪 虎兎未(プロフ) - もちづきさん» http://uranai.nosv.org/img/user/data/1/1/b/11b03a6f4d319014527f268c55c29287.jpg 遅れてすみません!上手く描けているかは不安ですが、此方です。 (2018年2月22日 21時) (レス) id: 0bd60f50bd (このIDを非表示/違反報告)
もちづき(プロフ) - 優凪 虎兎未さん» コメント有難うございます、今後も楽しんで頂けるような内容にしたいと思っています。描いて頂けるのであれば是非お願いしたいです。 (2018年2月10日 16時) (レス) id: 4925d3979f (このIDを非表示/違反報告)
優凪 虎兎未(プロフ) - 面白くて、今後の展開も楽しみです!無理しない程度に頑張ってください。 無形先生のイメ画描いても良いですか? (2018年2月6日 20時) (レス) id: 0bd60f50bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちづき x他1人 | 作成日時:2018年1月17日 23時

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