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出版社に着くと社内は大慌てと言ってもいいくらいドタバタしていた。


担当「あ、無形先生〜!おはようございます!!」


そう駆け寄ってきてくれたのは担当の泉川さん

どうやら出版社の社員達は首相代理が来ることで色々とテンパっているらしい。


担当「で…どうです、喋れそうですか…?」

荊軻「頑張れるだけ頑張りますよ…」


皆さんもテンパっているのはわかるが私なんて更に緊張もしているし、テンパっているのだ。

すると1人の社員さんの「首相代理がいらっしゃいました!」という声で一気に場の空気がピシッとする。

そういえばスタークさんが言っていた氷室首相代理には気をつけろってどういうことなんだろう…


氷室「どうも、皆さん。」

社員達『おはようございます!!』


社内にはビリビリするくらいの大声が響き渡る、この感じはあまり好きではないなどと言っている場合ではないのだが…


担当「氷室首相代理、こちらが無形先生です、本日の対談よろしくお願い致します。」


担当さんに紹介され、私も声を発した。


荊軻「えっと…無形です、よろしくお願い致します。」

氷室「いえいえ、こちらこそ時間を取らせてしまい申し訳ない。ではやりますか」


こうして対談が始まり、私の小説についてや今後の方針についてなど色々話し対談が終わった。

やっと終わった…と思っていると氷室首相代理は私の前に手を差し出し握手を求められたので握手し返すと、離し際にご飯に誘われたが丁重にお断りをした。

何故ですか?など社員さんに聞かれたが私には帰ってからご飯を食べに行かないといけない所があるのだ。


担当「お疲れ様でした〜!無形先生、めちゃくちゃ喋れる様になってるじゃないですか!すごい進歩ですよ!」


そう言って私の成長に喜ぶ泉川さんだが、私は彼に言わないといけない事があったのだ。


荊軻「私、今日のこの仕事でここを辞めたいと思っています。」


それを聞いた泉川さんは「え?」と聞き返したが私がもう1度適当な理由も含め説明すると苦い顔をしながら「わかりました、編集長にも伝えておきます。」と言ってくださった。

申し訳ないのだが私には色々とやらねばいけない事が残っているのだ。

そこで小説を書いている暇はないから辞めようと思った。


社内には微妙な空気が流れているが私は気にしていないのを装い、そこを出た。

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あず - 私もブラッドスターク大好きです! (2020年3月12日 23時) (レス) id: d5f52885e8 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - あの…お願いがありますがいかがですか? (2018年3月25日 9時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
優凪 虎兎未(プロフ) - もちづきさん» http://uranai.nosv.org/img/user/data/1/1/b/11b03a6f4d319014527f268c55c29287.jpg 遅れてすみません!上手く描けているかは不安ですが、此方です。 (2018年2月22日 21時) (レス) id: 0bd60f50bd (このIDを非表示/違反報告)
もちづき(プロフ) - 優凪 虎兎未さん» コメント有難うございます、今後も楽しんで頂けるような内容にしたいと思っています。描いて頂けるのであれば是非お願いしたいです。 (2018年2月10日 16時) (レス) id: 4925d3979f (このIDを非表示/違反報告)
優凪 虎兎未(プロフ) - 面白くて、今後の展開も楽しみです!無理しない程度に頑張ってください。 無形先生のイメ画描いても良いですか? (2018年2月6日 20時) (レス) id: 0bd60f50bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちづき x他1人 | 作成日時:2018年1月17日 23時

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