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しばらく石動さんと話したりしていると戦兎さんが帰ってきた。
惣一「おー、戦兎おかえり〜」
荊軻「おかえりなさいです、戦兎さん。」
戦兎「ただいま」
そういうと私の隣のカウンター席に腰をかける戦兎さん。
惣一「あ、荊軻ちゃんがお前に相談があるんだってさ!…ね?」
戦兎「俺に…どうしたんですか?」
荊軻「あぁ、えーっと…昨日の夜のことなんですが…」
私がバックからスケッチブックを取り出している時に万丈さんがまた冷蔵庫から出てきたらしく石動さんがまた思い出し笑いをし出していた。
荊軻「昨日、戦兎さんに駅まで送っていただいた後、家の近くでとある男を見たんです…もしかしたら戦兎さん達の知ってる方かと思って…忘れないうちにスケッチしたんです。」
戦兎「…?」
荊軻「その仮面ライダーのような男はその場に居たもう1人の男を煙のように消滅させてたんです…」
私がスケッチブックの絵を見せると場の空気がまたピシリと固まった。
戦兎「ブラッドスターク…コイツを見たんですか?」
荊軻「やはり、お知り合いでしたか…?」
万丈「知り合いも何も…お前よく生きてたな。」
どうやらこのブラッドスタークという人は戦兎さん達の敵対してる方だったらしく、私が殺されずに生きているのが凄いと言われるレベルの人…らしい。
惣一「だから朝早く来て、戦兎に聞こうとしてたのか…一大事だもんな。」
荊軻「そうです…どうしたらいいでしょうか…」
戦兎さんと万丈さんを見るとお二人は家の周りには警戒するように、もしまた見つけたらすぐに連絡をしてくれ。と言われた。
戦兎「俺達も極力その周辺を見回りしたりします、夜は特に気をつけてください。今日は外に出ない方が良いかもしれません、夜までnascitaに居ることは出来ますか?」
そう言われたので大丈夫です、そう言うと戦兎さんは緊迫した顔からまたいつもの笑顔を浮かべ『お願いします』と言った。
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あず - 私もブラッドスターク大好きです! (2020年3月12日 23時) (レス) id: d5f52885e8 (このIDを非表示/違反報告)
みき(プロフ) - あの…お願いがありますがいかがですか? (2018年3月25日 9時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
優凪 虎兎未(プロフ) - もちづきさん» http://uranai.nosv.org/img/user/data/1/1/b/11b03a6f4d319014527f268c55c29287.jpg 遅れてすみません!上手く描けているかは不安ですが、此方です。 (2018年2月22日 21時) (レス) id: 0bd60f50bd (このIDを非表示/違反報告)
もちづき(プロフ) - 優凪 虎兎未さん» コメント有難うございます、今後も楽しんで頂けるような内容にしたいと思っています。描いて頂けるのであれば是非お願いしたいです。 (2018年2月10日 16時) (レス) id: 4925d3979f (このIDを非表示/違反報告)
優凪 虎兎未(プロフ) - 面白くて、今後の展開も楽しみです!無理しない程度に頑張ってください。 無形先生のイメ画描いても良いですか? (2018年2月6日 20時) (レス) id: 0bd60f50bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もちづき x他1人 | 作成日時:2018年1月17日 23時