Quest7 ページ7
それから歌詞太郎は話してくれた。
感情が誰かに操られてる感じがすること。
黒幕の目的は自分の魔力だと思うこと。
そらる「いち早く潰さないと、それ。」
歌詞「言っても僕何処にその人いるかわかりませんし…!」
まふ「ただいま帰りましたー」
天月「もう…歌詞太郎さんってばーっ」
歌詞「ごめんってー…」
天月「いいですけどね!」
歌詞「ごめん…ほんとごめん…」
罪悪感を感じてるのか、うっすらの目に水の幕を張る。
まふ「ちょ、ちょっと歌詞太郎さん!泣かれたら嫌ですよ!」
歌詞「だってぇー…」
そらる「ほら、皆許してんだから笑ってやれよ。」
歌詞「うぅ…」
こんな歌詞太郎見たことがない。多分まふや天月も。
泣いたりなんかしない人だったんだろう。
天月「さーて、ご飯作りましょっか!」
まふ「僕作るーっ」
歌詞「じゃあ僕も作るよ。」
そらる「俺らは見てる。そういえば天月は誰が契約者なの?」
天月「俺?歌詞太郎さんですけど。」
そらる「だよな、一番仲良さそう。」
天月「実際仲良いですよー」
歌詞「天月君ーあれどこだっけー?」
天月「えーと、歌詞太郎さんから見て左の棚の三段目ー」
歌詞「えーと?三段目…あった!ありがとー」
よく『あれ』とかで通じるよな。
絶対通じねぇわ、俺だったら。
まふ「そらるさん!ちょっと手伝って下さい!」
僕が作るつったろ…何で俺…
そらる「わかったよ。今行く。」
まふ「ありがとうございます!」
なんやかんやで飯が出来て、他愛ない話をしながら食べた。
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作者名:ショコラ・A | 作成日時:2018年1月14日 17時