!Last quest! ページ34
ちゅんちゅん、と雀の鳴き声と、天月君の声で起きた。
天月「歌詞太郎さん、朝ですよー?」
そらる「まふまふも起きろー」
まふ「ん…あと5分……」
そらる「もうその手には乗んない。水かけんぞ。おら。」
まふ「水…嫌です……」
そらる「なら起きろ。」
歌詞「二人らしいね。」
天月「ですね。」
昨日のことが無かったかのように過ごす皆。本当に夢だったのかな……
天月「あ、そうだ。」
歌詞「ん?どうしたの?」
天月「俺を、パートナーに選んでくれてありがとうございます!」
まふ「僕からも!メンバーにしてくれてありがとうございます!
……って、なんか恥ずかしいですね。」
あはは、と照れ臭そうに笑った。
そらる「ありがとうな、歌詞太郎。俺からも。」
歌詞「え…?どうしたの、急に…」
まさか、全員起きてた、とか。
天月「ふふふっ、べっつにー?
なんか、伝えたくなったからです!!」
まふ「ホントのこと言えば、あの時、皆聞いてました。
僕らは歌詞太郎さんに頼ってばかりで、何か出来ないかなって。」
そらる「俺も歌詞太郎の隣いたかった…」
天月「ま、ネタばらしですね。俺も。寝てなんかなかったですよ。」
歌詞「じゃ、じゃああれは…」
天月「紛れもない、俺の本心です。すきですよ!歌詞太郎さん!」
まふ「天月君ずるい!僕もすきだし!!」
そらる「俺も、すきだな。」
歌詞「皆………うん、僕もみんなのことだいすき!」
皆、笑いあった。
この時間が、永遠に続きますように。
皆と、ずっと冒険ができますように。
みんなも同じ気持ちだと、いいな。
ー「歌詞太郎さん!」
ー「歌詞さんー!」
ー「歌詞太郎」
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ーーーずっと、一緒にいよう!
EnD---
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作者名:ショコラ・A | 作成日時:2018年1月14日 17時