【そら/まふ/かし/つき】異世界

Battle30 ページ30

歌詞｢そらるさん！まふくん！｣

まふ｢えっ？歌詞太郎さん？！それに天月君も！！｣

そらる｢馬鹿！よそ見すんじゃねぇよ！｣

なにあれ…トハ……？

まさか、ここのエリアの？それなら……

歌詞｢Ständige Schwächung｣

力を抑えさせられれば…！

トハ｢なんだ、もう起きたのかい？
Veröffentlichung
同じ魔法属性、解除するのも楽だろ？｣

歌詞｢っ…｣

天月｢Sterne Parade!
地道に削るしかないです！何考えてるんですか！早く！｣

これじゃあ僕が皆の足を引っ張っている。そんなこと、僕が許せない。

歌詞｢steigender Strom みんなに！｣

そらる｢Eissturm!｣

ーーー

なかなか決着がつかなくて、僕も皆も、体力が限界に近い。

それに比べてトハはまだまだ戦う気だ。

トハ｢何？もう終わり？かかってきなよ。｣

そらる｢うっせぇ…まだ、まだ……！！｣

まふ｢そらるさん、無理しないで！！｣

そらる｢無理なんてしてない！ただアイツが許せないだけ！！｣

天月｢でももう、皆、ほぼ魔力使い果たしましたよ…｣

回復魔法を使う魔力をすらない。少し休憩が無いと、みんなは……

歌詞｢僕が直接話し合ってきちゃダメかな。｣

原因は僕にある。心の隙を見せてしまった僕に。

トハ｢話し合いは後、今は戦おうよ？｣

まふ｢っ……まずは、僕が…！｣

僕から意識の方向を変えようとまふ君が一歩前に踏み出す。

トハ｢よかった、待ちくたびれちゃった。｣

杖を構えて、魔法を唱えようとする彼。
嫌だ、やめて、僕なんかを庇うために……

歌詞｢やめて…僕から皆を奪わないで……！｣

その声はとても小さく、か細かった。

それでもトハは聞きとってくれたみたい。

トハ｢それなら、君が戦ってくれるのかい？｣

僕は、命を懸けて戦える…？

答えはyes。

僕なんかの為に皆が必死になって戦ってるのを見てる方が全然つらい。

歌詞｢…わかった、それで君は満足？｣

トハ｢そうだね、ボクに勝てたら尚更。｣

天月｢歌詞太郎さん……っ！｣

トハ｢aussperren
今は君達は傍観者だ。黙って見てくれよ？｣

まふ｢天月君……｣

天月｢っ…｣

もし死んでも僕は構わない。それなりの覚悟は出来てるつもりだ。

でも、いざとなると怖くなってしまうんだろう。

トハ｢さぁ、かかってきなよ？｣

歌詞｢Wiedergeburt,
die Dunkelheit der Bewohner!｣

この勝負、僕が勝たないと……！

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