検索窓
今日:8 hit、昨日:7 hit、合計:4,344 hit

Quest24 ページ24

そらる「うぉっ…」

まふ「これは、天月君の空間?」

確かに天月の空間特有の綺麗な文字が浮かぶ。

『from Amtsuki to After the Rain』

天月と俺らの空間を繋いだんだ。

まふ「何かあったんでしょうか…」

そらる「きっとそうだろうな。急ごう。」

俺らは天月の作った空間に入った。

ーー

天月「歌詞太郎さん、ねぇ、早く起きてよ…」

お願いだから、早く。

この国は危険に晒されつつある。

この国で1番の魔法使いと言っても過言ではない歌詞太郎さんも危険に晒されてる。

このまま起きなかったらこの国は。

今起きたとしても、彼は命を狙われている存在。

それを俺らが守るんだ。

そらる「天月!」

天月「2人共!歌詞太郎さんが!歌詞太郎さんが!」

まふ「落ち着いて、一つずつ教えてくれないかな?」

俺はまふ君に言われた通り最初からここまでの話を話した。

そらる「やっぱアイツか…」

まふ「トハですよね。」

天月「トハ…その子も、精神の魔法の使い手?」

そらる「なら、俺らまで被害が発生する前までにアイツを倒さなくちゃ。」

まふ「僕らで行ってくるから、天月君はここにいて。」

天月「わかった、何かあったら絶対言ってよね。」

そらる「無傷で帰ってきてやるから。待ってろ。」

ーー

僕が僕じゃないみたいに、僕をいじめた子達に
仕返しをした。

歌詞「もう、いないかな。つまんないなぁ。」

僕は、何でこんなことをしたのだろう。

僕は狂ってしまったのかな。

狂ってしまったとしても、あの子達と同じようなことはしたくない。

歌詞「独り、か。」

当時の僕は友達なんかいなくて、誰もいない。

誰も、いない。

歌詞「独りがなんだ、前からそうじゃないか。
こんなので悲しむな。」

自分をコントロール出来ない。天月君…!

歌詞「助けなんか求めたって誰もいない。」

違う!今の僕には大切な仲間がいる!

歌詞「それは俺が勝手に思ってるだけだ。アイツらは思ってない。」

そんな人じゃない!天月君達をお前なんかと同じにしないでくれ!

歌詞「お前なんか?俺はお前なんだよ。
その仮面(ペルソナ)の裏の自分。
これが本当のお前なんだよ。」

違う、こんなの幻なんだ!お前は幻が作った僕。

僕は僕だ!

歌詞「いい加減認めろよ。」

嫌だ!そんなの認められない!

そんなの、認められないよ…

急に意識が遠のいて、その場に倒れた。

Quest25→←Quest23



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3人がお気に入り
設定タグ:AftertheRain , 甘党加湿器 , そらまふかしつき   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ショコラ・A | 作成日時:2018年1月14日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。