Quest20 ページ20
ー翌日ー
天月「今日はゆっくりしましょうかーっ」
まふ「そうだね!天気も良いし!」
そらる「遊んできてもいいぞ。」
歌詞「ほんとですか!」
天月「そらるさんも!行きましょ!」
そらる「ん、いいよ。」
昨日の曇り空はどこかへ行って今日は晴天。
不思議と気分も上がる。
普段は部屋で音楽を作るけど、僕も久しぶりに外で遊びたくなった。
まふ「空間繋いでよあまえもん!」
天月「だめ!少しは自分で歩きなさい!」
まふ「ちぇ、わかったよー!」
そらる「親か。」
歌詞「じゃあ、僕らはなんでしょうか?」
そらる「ん…弟?」
歌詞「兄より背の高い弟いていいんですか?」
そらる「それはお前の身長が高いだけだろ!」
歌詞「ええ!なんで僕怒られてるんですか!」
まふ「天月君…見て…」
天月「え?なに?」
まふ「そらるさんと歌詞さんも!あんなに晴れてたのに!」
窓の外はついさっきまで晴天だったはずの空。
今では真っ暗闇だ。
一体、どうして……?
そらる「…見回ってみるか。」
天月「そうですね、二人共!」
歌詞「了解!」
まふ「もちろん!」
この国は、いつ平和になるのだろう。
最近、前よりも物騒になった。
村の人達が、武器を持って、反乱を起こしている。
都会の方は荒れっぱなしだ。
歌詞「天月君、どうしてこんなことになったんだろ。」
天月「そんなの、分かるわけないじゃないですか。
それなら貴方の方が知ってるんじゃないですか?
貴方は俺より前からここの人なんですから。」
歌詞「僕、落ちこぼれだったから。分からないんだ。」
同期のりぶさんや、96ちゃん達は優秀だった。
僕は落ちこぼれで、いじめられてた側だから。
何も分からないんだ。
そらる「あそこじゃねえか?」
まふ「そうっぽいです!あそこに降りましょう!」
歌詞「了解!」
降り立った場所は、防空壕のようだった。
周りの雰囲気と空気が全然違う。
次のステージはここか。
僕達は作戦会議を開いた。
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作者名:ショコラ・A | 作成日時:2018年1月14日 17時