Quest16 ページ16
ーAfter the Rainー
まふ｢撒いた…？｣
そらる｢そうだな、もうこっちには来ない。｣
まふ｢あまり大きな声出さないで下さいね？｣
そらる｢ん、ごめん。｣
まふ｢あ、あれっ｣
そらる｢明かり…？｣
まふ｢行ってみましょ！｣
そらる｢あと、声も聞こえる…｣
まふ｢え？聞こえないですよ？｣
そらる｢歌声が聞こえる…あの人たちの。｣
まふ｢じゃあ…！｣
まふまふは俺の手を引いて全速力で走る。
出口…！
天月｢やーっときた、歌って正解でした。｣
歌詞｢ここは天月君の空間だから安全だよ。｣
まふ｢はぁーっ！疲れたぁ！｣
そらる｢お前が走るからだろ……｣
天月｢ここで休もっか、まふ君？｣
まふ｢うん！｣
そらる｢なぁ歌詞太郎、リスポーン地点って何処にあるんだ？｣
歌詞｢そうですねぇ…僕も的確な位置はわかりません……｣
まふ｢じゃあ僕の魔法でなんとかします！｣
そらる｢は？｣
まふ｢Es führte zu uns!｣
ぽぅっと、まふ君が出した蛍が舞う。
まふ｢僕達の行くべき道を照らしてくれるかい？｣
ああ、そういうことか。
歌詞｢天月君、出来る限り空間を広げて！｣
天月｢は、はい！Erweiterungsfläche!!｣
そらる｢なるほど…これでリスポーン地点を洗い出すってことか。｣
歌詞｢そうです、2人ともありがとね。｣
まふ,天月｢どういたしまして！｣
天月｢さて、ここは俺の空間。高さ制限なんてものはない。
ここからほうきでひとっ飛びです！｣
まふ｢じゃあそらるさん、僕のに乗ってください？｣
歌詞｢天月君は僕のに。｣
そらる｢ああ。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ショコラ・A | 作成日時：2018年1月14日 17時
